写真展「NY・マンハッタンの主たち」2011/09/18 23:39

 NY・マンハッタンをテーマに写真を発表することを考えること自体が大変平凡なことであろうと思います。そのことは取り組む前から意識していたことでした。しかし、僕なりのNY・マンハッタンの写真を、という気持ちで取り掛かりました。
 今までの僕の写真は、普段の生活の場で飾るのにはあまりふさわしいとは言えません。で、今回は飾っても楽しい写真を意識しました。仕事場やご自宅の壁に3枚ほどのNY・マンハッタンの写真を飾って楽しんでもらえれば幸いなことだと思っています。

 ペンタックスから審査通過の電話を頂いてから、アサヒカメラのポートフォリオ(portfolio紙挟み,書類かばん,今までに制作した芸術的作品)というページに掲載を希望して、応募をしました。結果は芳しくありませんでした。作品のファイルと一緒に送られてきた手紙の一部が今日の写真です。


 選考にもれたのは至極残念でした。アサヒカメラのポートフォリオの趣旨をそれまで理解していなかったので仕方がないと思いました。つまり、僕の撮り方や表現の仕方に新味は全然ありません。何しろ学生時代に傾倒した写真家はフランスの写真家であるアンリ・カルティエ・ブレッソン(Henri Cartier-Bresson、1908年~2004年)や名取洋之助(1910年~1962年)でしたから。
 また、「テーマとしてはやや凡庸」と書かれていてましたが、これも予期していたことでした。しかし、僕が大変嬉しく読んだのは「とても美しい構成だと思います・・」の箇所です。アサヒカメラ編集部のどなたがこのメモを書いてくれたのか分かりませんが、今回の作品に関してはここが重要なところでした。僕の意図が伝わったのかもそれないと一瞬、思いました。
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