玉撞き屋の千代さん ― 2013/03/23 23:10
http://www.asahi.com/national/update/0323/OSK201303230129.html
僕が「玉撞き屋の千代さん」を撮らせていただいたのが2008年です。この作品が僕の生まれて初めての個展でした。キヤノンギャラリー梅田が会場でした。僕にとっても初の体験でしたが写真展のオープニングパーティーをやり、千代さんも出席してくださいました。
自分の作品を大勢の方々に披露しながらのパーティーは実に楽しいものでした。
お客さんにも家族にも「千代さん」と呼ばれて親しまれています。僕も同様に千代さんと呼ばせてもらっています。
千代さんは、放送作家であり小説家である南川泰三氏のご母堂です。南川泰三氏が、戦前戦後の激動期を大阪阿倍野区で玉撞き屋を経営しながら生き抜いた一人の女性を小説として作品化したのが「玉撞き屋の千代さん」(集英社出版)です。合わせて最近は電子ブックとしても発売されています。まだの向きは是非お読みになってください。一気に読み終えたくなる小説です。
http://booklive.jp/product/index/title_id/193464
また、東京芸術劇場ほかいくつもの劇場で、『玉つき屋の千代さん~女ハスラー繁盛記~』としても上演されています。千代さん役を演じたのは浜木綿子です。僕は映画化もされることを強く願っています。
コメント
_ 平田範子 ― 2013/03/24 15:13
_ 大坂忠 ― 2013/03/24 23:51
>千代さんが元気な間にドラマ化になれば?
僕も是非観てみたいと思っています。
そちらはもう桜が終わりかかっているのでしょうね。
札幌は、春はまだまだ先のようです。
千代さんにどうぞ宜しくお伝えください。
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改めて自分が千代さんの歳に近づいて来たことを感じています
今回は何度も取材に来られて女性の目線で表現して下さいました。
これを機会に千代さんが元気な間にドラマ化になれば?
と願っています。