今日も検診日2013/03/26 23:29

 僕は10年ほど前の検診で糖尿病が見つかり、以来、毎月専門医のクリニックへ通っています。いつものことですからいい加減に慣れてもよさそうに思うのですが、前日になると緊張感を覚えます。
 一番気になるのは体重です。最悪のころに比べると10キロは減量したので血糖値は安定しています。しかし、日々の食生活のことですから少しでも気を抜くと1キロや2キロは簡単に増えます。血糖値は大変正直に体重に反応するので毎日、毎回の食事が何キロカロリーなのか意識しています。

 「おおさかさ~ん、ど~ぞ」と看護師さんに呼ばれて、まずは体重計に乗ります。無論僕は、事前にポケットに入っている鍵の束や小銭の入った財布、携帯電話など一切合財をカバンに移してその時を待ちます。そんなのは大した重量ではないだろうと思うかもしれませんが僕にとっては「正確」を期するにやらなければならない儀式です。
僕はじっとデジタルの数字が安定するのを待ちます。今日は心の中で「よし!」と叫びました。 
 その次に採血です。僕は血管が見つかりにくい性質なので2回3回針を刺されることには慣れています。いつだったかは4回も刺されたことがありますが、今日は幸いにも1回で命中しました。

 医師は「順調ですね。A1cも血糖値も安定していていいですね。模範的な糖尿病患者さんです!」といいながら机にのっかっている2台の大きなモニターを見ながら説明をしてくれます。今日はいつもの加えて「おお、善玉コレステロールも良好ですね」と。

 僕はその頃になると安堵感と共に、猛烈に空腹を覚えます。採血のため朝食を抜いているせいです。美味しい焼きたてのトーストが目の前にちらつき始めます。

写真は昨日の夕方に撮ったすすき野
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