JRP日本リアリズム写真集団札幌支部合同展3日目2013/03/14 21:50

 「人生いろいろ、だね」と黒の人工皮革のハットをかぶり、同じく黒のトレンチコートを着た小柄な70歳くらいの男性。
 僕は「はい?」
 「いやね、ここに写っている人たちを見るとそう思うんだ。いろいろな人生があると。俺は幸せだよ。俺の師匠は明日のことを考えるな、今日を楽しく過ごすんだ、と言っているからさ、おれも明日のことは考えないようにしている。今日もこうして生きていて楽しいからな」

 ほんと、人生いろいろですね。いきなり人生論を語る方が今日の朝一番の来館者でした。

 午前中は3名しか来ませんでした。僕はゆっくり夕べの夕刊と今日の朝刊を大広間で読んで幸せでした。

 昼過ぎからちらほらと来館者がありました。今日一番多かった質問は大判のプリントの作り方でした。僕が使っている「ズバリ巨大プリント」の説明をして皆「なるほど」と。
http://www.sourcenext.com/product/pc/etc/pc_etc_000013/
 僕が感じたのは、多くの人が自前で大判プリントをやってみたい、家で飾ってみたいと思っているのではないかということです。貼り合わせであってもやはり大判プリントは「写真力」を倍増してくれるような気がします。

閑話休題
 会場である札幌市資料館は元裁判所でした。その関係か2階のロビーには小さな書棚があります。法律関連の書籍が並べられていて、自由に閲覧ができるようになっています。僕はその書棚に「島根の弁護士」というマンガ本を見つけました。
僕は映画でも裁判物が好きで「評決=ポールニューマン主演」や「半落ち=寺田聡主演」を何べんも観ています。そんなことでこのたびは何十年ぶりかでマンガ本を暇に任せて読んでいます。今日はシリーズ4まで読みました。展が終わるまでには全巻を読破できそうです。
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