市民憲章 ― 2017/04/11 18:34
知人が顧問をしている写真クラブがあり、年に一度は展を開いています。そんなことで車で40分くらいの江別へ行ってきました。
写真はそのとき展の会場である江別市野幌公民館のロビーで見かけた大くて立派なプレートです。
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/
僕はこれを読みながら思いました。
「江別の市民」を「日本の市民」と置き換え、内閣総理大臣がその先頭にたってくれたらいいのにと。
夢の夢かな~~~。
是非、一言一言をかみしめて読んでみてください。
市民憲章
私たちは、屯田兵によつてひらかれた江別の市民です。
ひろびろと広がる石狩平野
ゆうゆうと流れる石狩川
緑深い野幌の原始林
今に残る開拓のあしあと
私たちは、この恵まれた郷土の自然と歴史をこよなく愛し、よりよい江別の
発展を願いこの憲章を定めます。
1.空も緑も美しい、のびのびとしたまちをつくりましよう。
1.力をあわせ、産業をさかんにし、豊かなまちをつくりましよう。
1.教養を深め、文化のかおり高いまちをつくりましよう。
1.健康でたのしい家庭と明るいまちをつくりましよう。
1.老人をいたわり、子どもの夢をそだてるまちをつくりましよう。
朝5時10分 ― 2017/04/17 10:15
モノ、もの、物 ― 2017/04/17 21:12
先日も、もうそろそろ雪が消えたかなと思いながら出かけてみました。
訪れるたびに何かしらの新しい発見があったりし、飽きません。
家に帰ってきて写真を整理しながら思いました。
僕は14歳までしか両親と同居をしていませんでしたから、実家の記憶は当時のことです。
どの部屋もこの写真のように今に比べれば大変質素でした。物がない時代だからと言えばそのとうりなのですが、しかし、不便を感じることもなく生活ができたように思います。
開拓村の復元された家屋はどこもこのような僕の記憶にある造りです。そんな空間に自分を置いてみるとある種の安堵や平穏を感じます。小さいころのことを思い出して、当時の家族とのことを再体験しているのとも違うように思います。
僕はモノに気がとられて大事なことを見失っているのが現代のような気がするのです。もしかしたら、このような部屋で少しの時間でも過ごすことが出来たら自分のことも社会のことも、もっとよく見えるかもしれないなと感じています。
むろん断捨離に苦労を覚えることもなさそうです。
<断捨離®とは?>
https://yamashitahideko.com/
断捨離というと新しい片づけ術かと思うかもしれませんが、そうではありません。断捨離とは、モノへの執着を捨てることが最大のコンセプトです。モノへの執着を捨てて、身の周りをキレイにするだけでなく、心もストレスから解放されてスッキリする。これが断捨離の目的です。
だそうです。
72歳と1日 ― 2017/04/21 09:31
いろいろありました、と書くのがいいのかなという気もしますが、72歳になったという実感はたいへん希薄なのです。50歳になったときも60歳になったときも、何かの特別な思いを持ったという記憶はありません。
若い時から、昨日の続き、今日の続きという思いが強かったように思います。
しかし、まあ、せっかく72歳になって2日目の今日ですから、73歳に向けて当面の予定を一つ書いておきたいと思います。
僕にとって一番大事な予定はというと、2018年春というところまでしか決まっていないのですがペンタックスフォーラム新宿での個展です。テーマは「雪の街、札幌」です。審査は通っているのですがこれまでの展のような「これで良し」という確信がない作品です。応募をしていてこの様です。情けないなとは思っているのですが・・。
そうそう、今日は膵炎の定期検診の日です。
というわけであと1年は元気でいなければなりません。どうぞよろしくお願いいたします。
少し、気恥ずかしいのですが・・元気でいますよ、のお知らせということで、思い切って・・自分の写真を。今朝、妻弘子に撮ってもらいました。顔を洗う前です。顔を洗って出直してこい、ですね(笑)
日本共産党演説会 ― 2017/04/23 20:30
2300名収容のニトリ文化ホール(旧札幌厚生年金会館)はたくさんの立ち見の人々もいました。
党名を隠して政策を羅列し、それらの政策の中から大事だと思われるのを選択すると・・・多くの人は共産党にたどり着く、という話があるそうです。僕は真実味を覚えます。
多くの時間を政局の話に費やし、政策を語ることが少ないと思われる他の政党に苦言を呈したいと思いものです。
http://www.a-koike.gr.jp/?page_id=201
言葉を大事に ― 2017/04/30 09:45
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~まさに、道具は大ゲサに言やあ命みたいなもんだ。医者ならメス、記者ならペンとウラ取り、そして政治家にとっては、民意をつかむも手放すも命の道具はただひとつ、「言葉」であろう。
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僕は政治家に限らず、市井の人々にも同様に言葉は大事だと思っています。言葉をないがしろにする人は、無意味に大きな声をはりあげ、短い単語で用を済まそうとします。
「あのひとは口ほど悪い人ではないよ」とか「気持ちの中では感謝しているみたいよ」などという表現は日常的に耳にします。それは、僕には周囲の人々への「甘え」以外の何ものでもないとしか思えないのです。
「国際社会に向けて英語教育を」という前に自前の言葉で正確に表現をする意思を持ちたいものです。
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「職人衆昔ばなし」(斎藤隆介、文春学芸ライブラリー)は全編これ、明治生まれの職人が腕と矜持(きょうじ)を貫いた人生を語っていて、古き良き時代がしのばれる。
例えば、東京・神田の大工の3代目棟梁(とうりょう)「大寅(だいとら)」が仕事を覚えさせられて2年目の「十八の時」の話。
仕事場で、ちょっと小ガンナを貸してもらえませんかと頼んだ。その年寄りはジロリと横目で流し目に見て、なんとも言えない笑い方で、皮肉をひとつ。
「ハイヨ。あると重宝だよ」
それが財産になった。「顔から火が出たね。受けとった小ガンナが、ジリッと手に灼(や)きついた心持ちがして……。その時からあたしは決心した。ヨウシ、道具は貸しても借りねえぞ」
まさに、道具は大ゲサに言やあ命みたいなもんだ。医者ならメス、記者ならペンとウラ取り、そして政治家にとっては、民意をつかむも手放すも命の道具はただひとつ、「言葉」であろう。
投稿の際に:すみません。海外からのゴミ投稿を防ぎたく、「次の質問に答えてください」というのを設定しました。「僕の名前は。」の後の記入欄に「大坂忠」と書き込んでください。ひと手間が余計にかかりますがどうぞよろしくお願いいたします。
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