言葉を大事に2017/04/30 09:45

 今朝の朝日新聞朝刊の社説に下記の記事がありました。

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~まさに、道具は大ゲサに言やあ命みたいなもんだ。医者ならメス、記者ならペンとウラ取り、そして政治家にとっては、民意をつかむも手放すも命の道具はただひとつ、「言葉」であろう。

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 僕は政治家に限らず、市井の人々にも同様に言葉は大事だと思っています。言葉をないがしろにする人は、無意味に大きな声をはりあげ、短い単語で用を済まそうとします。
 「あのひとは口ほど悪い人ではないよ」とか「気持ちの中では感謝しているみたいよ」などという表現は日常的に耳にします。それは、僕には周囲の人々への「甘え」以外の何ものでもないとしか思えないのです。

 「国際社会に向けて英語教育を」という前に自前の言葉で正確に表現をする意思を持ちたいものです。

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 「職人衆昔ばなし」(斎藤隆介、文春学芸ライブラリー)は全編これ、明治生まれの職人が腕と矜持(きょうじ)を貫いた人生を語っていて、古き良き時代がしのばれる。

 例えば、東京・神田の大工の3代目棟梁(とうりょう)「大寅(だいとら)」が仕事を覚えさせられて2年目の「十八の時」の話。

 仕事場で、ちょっと小ガンナを貸してもらえませんかと頼んだ。その年寄りはジロリと横目で流し目に見て、なんとも言えない笑い方で、皮肉をひとつ。

 「ハイヨ。あると重宝だよ」

 それが財産になった。「顔から火が出たね。受けとった小ガンナが、ジリッと手に灼(や)きついた心持ちがして……。その時からあたしは決心した。ヨウシ、道具は貸しても借りねえぞ」

 まさに、道具は大ゲサに言やあ命みたいなもんだ。医者ならメス、記者ならペンとウラ取り、そして政治家にとっては、民意をつかむも手放すも命の道具はただひとつ、「言葉」であろう。

投稿の際に:すみません。海外からのゴミ投稿を防ぎたく、「次の質問に答えてください」というのを設定しました。「僕の名前は。」の後の記入欄に「大坂忠」と書き込んでください。ひと手間が余計にかかりますがどうぞよろしくお願いいたします。

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