千代さん、逝去2013/04/24 22:12

 たった今、作家南川泰三氏のご母堂であり、小説「玉撞き屋の千代さん 浪速の女ハスラー (集英社文庫)」の主人公である千代さんが逝去されたことに接しました。
 僕の写真活動再開時の初めてのドキュメンタリー写真のモデルになっていただいた方です。初めてお目にかかったのは浜木綿子主演で上演された「玉つき屋の千代さん~女ハスラー繁盛記~」の岸和田公演会場でした。
 公演のあと、阿倍野のお店までお邪魔しました。そこで写真を撮らせていただきたいのですが、とお伺いしました。「ああ、ええよ」と快諾をしていただいたのが初めての会話であったような気がします。写真を発表したこともない者に撮らせてくれた千代さんの度量に感謝しながら、その後3度ほど阿倍野のお店にお邪魔をして完成にこぎつけました。幸いにもキヤノンギャラリーの公募に選抜されてキヤノンギャラリー梅田で個展をやらせていただきました。展のオープニングパーティーには千代さんンも出席してくれました。楽しんでいただいたように思います。全部ひっくるめて僕の人生初の出来事でした。
 千代さんとの出会いは、僕と妻にとって大きな出来事であり、人生の宝です。
 
 千代さんのご生前のご厚情に深く感謝するとともに、千代さんのご冥福を心からお祈りいたします。
また、南川氏をはじめご家族の皆さんの心痛の深さをお察し申し上げます。

 なお、南川泰三氏はご自身のブログにこの訃報をお書きになっています。
 http://taizonikki.exblog.jp/20366969/

 写真は2008年7月。ビリヤード保名倶楽部にて。

コメント

_ nakky ― 2013/04/24 22:50

ご冥福をお祈りしております。
https://www.youtube.com/watch?v=ASwt21DM8CI

_ 大坂忠 ― 2013/04/24 23:06

nakkyさん
ありがとうございます。
音楽も。

_ (未記入) ― 2013/04/25 21:11

大坂さんと出会わせて頂くご縁を頂いた「千代さん」へ、尽きる事のない感謝と共に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ラボ・フューズ
角谷 伊藤

_ 大坂忠 ― 2013/04/25 22:04

角谷さん
伊藤 さん
そうでしたね。当時の札幌のお店に伺って額装について相談をさせていただきました。千代さんの作品がキヤノンで展示できることになって、僕は興奮していました。まさかそんなことはあり得ないと思っていましたから。
僕は本当に千代さんに感謝しています。そして、角谷さんと伊藤さんにお目にかかることができました。ありがとうございます。

_ ぷろこるはるむ ― 2013/04/26 00:01

ご冥福を心よりお祈りいたします。
最近は週末しかPCを起動しなかったのですが、
なぜか気になって、こちらのブログを拝読して
驚きました。
寂しくなりますね。

_ 大坂忠 ― 2013/04/26 00:38

ぷろこるはるむさん
ご無沙汰しています。

ありがとうございます。
はい。大変さみしいです。

お元気ですか。

_ ぷろこるはるむ ― 2013/04/27 00:55

大坂先生
帰国されていらしたのですね。
私は元気…だと思います(笑)

_ 大坂忠 ― 2013/04/27 13:59

ぷろこるはるむさん
こんにちは。
まだ暖房を手放せない札幌です。
ぷろこるはるむさん、連休は暦通りのお休みを取れるといいなと思っています。
今日は寒いです。

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