青森ー22011/10/31 17:35

 父が逝ってもう15年になります。今日はその法事でした。
 いつもお世話になっている神主さんは今日は見えませんでした。息子さんが替わりにきてくれました。やはり、世代交代なのでしょうね。
 古い写真を見ているとあの人も、この人ももういないなと感慨深いものがあります。


 考えてみると世界の人口が増え続けている一因に日本の長寿化があるような気さえします。生きている限りは数に入っているでしょうから。
 

 母は若いころ60歳まで生きることができたらいいね、くらいのことを日常的に言っていました。それが90歳を超えてまだ生きています。それは母に限らず多くの高齢者にとっても同じで、想定外のことと思っているかもしれません。
 そのような長寿化を見ている自分は、どんな準備をするべきなのかを考えてしまいます。母の世代には想定外であっても僕の世代ではそれは通用しないと思うからです。
 いまの政府の対処の仕方を見ていると、まだしばらくは想定外の発想から抜け出せなく、個々の長寿者、その家族の心配は続きそうな気配です。
 早く、安心して歳をとってもいい社会になればいいのにと、二軍にいる僕は思うのです。
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