ペンタックスフォーラムの8日目2011/10/12 21:02

 今日から展の後半が始まりました。来週の月曜日まです。最終日は午後4時に終わります。僕の作品の撤収をし、次の展の展示作業が行われます。


 多くの場合、展示作品の冒頭に「作品説明」とか「挨拶」のパネルが掲示されています。その内容に含まれるのは作品の意図とか作者の簡単な経歴、使われた機材名などです。
 僕の場合もほぼ同じでA3サイズのパネルが左手に貼ってありますが、来場者の観る順は様々です。大別すると下記の様になるかと思います。


 1、文字情報に全く関心を示さない人がいます。いきなり、展示の始まりからか終わりからか、どちらも意に介さず足早にぐるっと観て終わります。
 2、1の人で作品を観終わってから、僕にいろいろ質問をする人がいます。その内容はパネルに書いてあることばかりです。張り合いがありません。
 3、パネルを無視して、最初に作品を4~5枚だけ観ます。そこで二手に分かれます。一つは、回れ右をして、あっさりとご退場します。もう一つは、冒頭のパネルに戻って読んでくれます。多分、作品に多少の関心か興味を持ってくださったのだろうと思います。こういう方が一番多いような気がします。もしかしたら、本屋さんで本を手にとってパラパラと数ページを読んでから「はじめに」などを読むのと同じかもしれません。
 4、会場に入りましたら、左右に首を振って、始まりの壁か挨拶のパネルを探します。そして、最初からパネルをきちんと読み、順序良く作品を観てくださいます。

 
 今日はいつもの日よりも多いお客さんが来られたような気がします。嬉しい限りです。女性客もたくさん混じっていました。
「うちの壁が少し寂しいのではがきを数枚頂きます。これなら雰囲気がありますから」
「自分でも趣味的に写真を撮っていますが、白黒写真は考えたことがありません。何か、レトロな感じがしていいですね」
 

 
 写真は「よくもまあ、ファインダーの隅から隅まで見えていますね」というコメントを頂いた作品です。(掲載は2度目です)
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