ペンタックスフォーラムの6日目 ― 2011/10/10 21:52
ペンタックスフォーラムの入り口に立ち、ギャラリーを覗いて「わ!人だ!」と言って回れ右をしてお帰りになる方もいます。また「おー、久しぶりの人物写真だ」と言ってじっくりと見て下さる方もいます。
「写真はやはり人物」と言葉に出して下さる方がいると僕はとたんに元気になります。
35~6歳の女性がひと回りし、ふた回りし、販売用のハガキを丹念に見ていました。ふた周りしてくれる方は僕も気になります。
「いかがですか」とお声をかけました。
「いいですね。私はニューヨークが好きなんです」
「そうですか。度々ご旅行をなさるんですか」
「いいえ、一度も行ったことがありません」
「そうですか。僕らも2度だけでが・・・」
「東京新聞に記事が出ていましたよね。[ニューヨーク][モノクロ写真]という言葉があると、私は居ても立ってもいられなくなるんです。めったにないことですから」
僕はその記事を見たことがありませんでしたので見せていただきました。彼女の手の中に半ばクシャクシャになった切り抜きが有りました。確かに名刺の半分くらいのサイズですが記事になっていました。
「この音楽はペンタックスが選んだんですか」
「いいえ、僕のCDです」
「そうですか。私もSadeが大好きです。ニューヨークのモノクロ写真とSadeで、私はすごく幸せです」
と言って、ハガキを数枚買い求めてくださいました。
今日は少しヒマでしたが結局、ハガキのモノクロ写真は残り2枚になってしまいました。
明日は休館です。また、水曜日から後半の日程が始まります。
写真はPentax Q で撮った会場です。
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