大坂忠 ＝写真＝Tadashi Osaka's photography

　中国の映画監督チャン・イーモウだったと思いますが「僕は赤色が好きです。どこかに赤い色を配置しないと気持ちが収まりません。信号の赤でもいいのです」と語っているのをあるインタビューの映像で観ました。多少無理矢理に赤系を配置したな、とさえ思える場面もありましたのでやはり、と思いました。残念ながら映画の題名は思い出せません。

　僕も写真を撮っていて赤が配置できるなら画面に入れたいといつも思う方です。パリの街並みの写真を撮るときにはあまり苦労なく赤色を配置することができます。大方のキャフェのテントは赤かです。どこの通りを見てもテントは赤が圧倒的に多いので、変わった色を採用するキャフェがあるのではないかとも思うのですが、やはり赤が主流で、２番目は深い緑だと僕は思っています。
　僕が観察をしている範囲では、英国では逆に濃い緑が主流で赤は２番目のような気がします。何しろ「ブリティッシュ　レーシンググリーン」と表現される緑があるくらいですから。

　写真はパリのリヨン駅からアヌシーへ行く際に乗った電車の色使いです。こういうのはお好みですか。

　下記のサイトは以前に書いた記事ですがこの地下鉄の連絡通路の赤も素晴らしいと思いました。
　http://tadashi.asablo.jp/blog/2013/04/12/6774884