個展3日目2018/01/26 22:56

 三日目が終わりました。今日も刺激的な楽しい一日でした。

 朝から快晴でした。気温はやはり寒波の影響なのか、手袋なしでの外出は、手にしびれを感じるほどです。
 そのせいか、午前中のお客さんの数は十数人程度でした。しかし、昼過ぎからは切れ目なく来訪者がありました。
 
 ペンタックスに佐々木さんという方がおられます。僕が「下北半島」の発表させていたいただいた2009年以来、何かにつけてお世話になっている方です。その佐々木さんは、プロの写真家さんが来るたびに「大坂さん、大坂さん」と、僕を手招きをして紹介をしてくれます。そのおかげで僕は名刺の交換をさせていただきます。残念ながらほとんどの人は僕にとっては未知の写真家さんたちです。しかし、その方々は僕の写真への感想を話してくれたり、雪の撮影のコツを僕に尋ねたり、あるいはその方がどんな写真を撮っているかなどを話してくれます。僕は、皆さんの言葉の一つ一つに興奮を覚えます。
 そして、異口同音に「今日は久しぶりに写真の話ができた。楽しかった」とおっしゃってくれます。

 それにしても・・と思うのです。写真で生計を立てることはだんだん難しい世の中になっているのは何故だろうと。
 思い出すのは、10年ほど前に写真を始めたころにある著名な写真家さんに言われたことは「大坂さん、プロの写真家を目指さなかったのは正解、正解」ということです。
 世界的にグラフ誌が廃刊になり、写真集は売れなくなり、デジタル化で誰でも技術的には質の高い写真が撮れるようになりと、いろいろな要因があると思うのですが、今後はどうなるのでしょうか。

  写真の電車は、都電荒川線です。東京に残る唯一の都電で、三ノ輪橋~早稲田間(12.2km・30停留場)を運行しています。運賃は170円均一です。僕は朝夕、向原から一駅乗って山手線の大塚駅にでて、JRに乗り換えます。
 この度の寒波が続いているせいか残雪が方々にあります。
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