「霧の旗」2014/12/23 22:17

 山田洋次監督作品で倍賞千恵子が主演する「霧の旗」をDVDで観ました。1965年の作品です。度々投稿をしてくださっている掌風さんの紹介です。下記のサイトに予告編があります。

https://www.youtube.com/watch?v=c8x8m8MK9qs

 見応えがありました。お金があれば実績のある弁護士に依頼できる、しかし、それがなければ・・。今日話題になっている医療も同じだなと思いました。

 それにしても倍賞千恵子が演じる「桐子」の執念には凄味がありました。まだでしたらお勧めです。

 僕は読んでいませんが、原作は松本清張です。映像化はこの作品以外にもなされています。テレビでもドラマ化されていたようですからご覧になっている方もおられると思います。

(ウィキペディアから)
九州の片田舎で発生した、金貸しの老女の強盗殺人事件。被害者から金を借りていた教師の柳田正夫が、犯人として検挙された。柳田は、殺害現場での借用証書の窃取は認めたものの、殺人に関しては無罪を主張する。しかし、殺人の物的証拠が揃い十分な動機も認められた状況の中で、柳田の主張は受け入れられず、国選弁護人も状況を覆すことはできなかった。

 いつの時代でも「お金は物言う」という現実があることを否定できません。医療については保険があります。で、ふと思いました。法的な係争案件について保険はあるのかな、と。それがあれば良いということでもありませんが自前で弁護士を雇う費用は捻出できるかなと。
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