謹賀新年2015/01/01 14:54

 明けましておめでとうございます。

 夕べ、ふと思いました。どうしてめでたいのだろうかと。新しい年、新しいカレンダーになって新規まき直し、新しいことへ挑戦するチャンス到来だからかなと思いながら、へそ曲がりなことを考えました。

 僕は来年の4月には70歳になります。新年を迎えてめでたい気分の大方の人々の雰囲気を壊すつもりは毛頭ないのですが、僕個人のことで言えば残りの時間が一年分少なくなったことになります。この年になっても、まだ達成していないことがいくつかありますから時間が減っていくことは必ずしもめでたくはないのです。

 さて、今年の行事ですでに決まっていることは・・・
3月 2日 内視鏡検査 
3月10日 日本リアリズム写真集団札幌支部合同展 札幌市資料館
5月18日 循環器内科で冠動脈狭窄の再検査
今夏のいつかは未定 個展 リコーイメージング(旧ペンタックスイメージング)新宿
10月5日 脳神経外科定期検診
10月13日 泌尿器科定期検診

 毎年のことですが歳を重ねるごとに時間はあっという間に過ぎてゆきます。それはそれとして、できるだけプールに通い水中ウオーキングに精を出し、体力、集中力の衰えと格闘しながら、写真を撮り、発表し続けたいと思っています。
 今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 写真は大晦日の狸小路(今日が散歩に出ていませんのであしからず)

防衛省=武器購入国に資金援助2015/01/02 23:36

下記の記事は少し長文ですがぜひご一読ください。
僕は現政権の横暴を座視することはできません。

武器購入国に資金援助 途上国向け制度検討
東京新聞 2015年1月1日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015010102000127.html

防衛省が、日本の防衛関連企業から武器を購入した開発途上国などを対象とした援助制度の創設を検討していることが分かった。武器購入資金を低金利で貸し出すほか、政府自ら武器を買い取り、相手国に贈与する案も出ている。政府開発援助(ODA)とは別の枠組みとする方針だ。


 援助制度は、武器輸出を原則認める防衛装備移転三原則決定を受け、輸出促進策の一環として検討されている。日本の防衛関連企業向けの資金援助や、相手国への訓練・整備支援なども合わせて検討している。


 援助については、有償援助を軸に検討を進めている。国が出資して特殊法人を新たに設立。この特殊法人が、金融市場から資金を調達し、武器購入に必要な資金を低利で相手国などに貸し出すという仕組みだ。


 さらに日本の防衛関連企業が製造した武器を政府自らが買い取り、途上国などに贈与する無償援助制度の創設も防衛省では議論。これは、他国の軍や軍関連機関に自衛官を派遣し、人道支援や災害救援、地雷や不発弾の処理などを訓練する防衛省の「能力構築支援制度」の拡充案が有力だ。国の一般会計の事業として実施しているこの事業の予算を大幅に増やして贈与資金に充てるという。


 政府は一月にもODAの原則を定めた大綱を改定する方針だ。新大綱(開発協力大綱)では、他国軍への支援について「実質的意義に着目」などとし、災害援助など非軍事目的なら容認しようとしている。しかし軍事目的の援助は、従来同様禁止しており、防衛省ではODAの枠外での創設を検討している。

【解説】軍事用途版ODAに


 昨年四月に決定された新三原則は、日本の安全保障に資する場合などに限定して武器輸出を認める、と定めている。しかし、防衛省が検討する援助制度から浮かび上がるのは、日本の安全保障強化のために、国が武器輸出に積極関与していこうという姿勢だ。現行とは別枠ながら軍事用途版ODAともいえる制度の実現は、歯止めなき軍事支援への道を開きかねず、日本の平和外交変質の象徴となりそうだ。


 制度の念頭にあるのは、南シナ海をめぐり中国との緊張が続く東南アジア諸国連合(ASEAN)だ。「積極的平和主義」を掲げた安倍晋三首相は昨年五月、シンガポールで講演し、ASEAN諸国に対し、武器を含めた海洋安全保障分野での支援を公約。防衛省もアジア太平洋地域などへの協力を課題として掲げている。


 援助制度は、軍事的用途を禁じた日本のODA政策を事実上転換させることにもなり、戦後日本が築き上げてきた平和国家というブランドの崩壊にもつながりかねない。しかし防衛省では「武器輸出は外交の手段として有益だ」(幹部)として、具体策を今夏までにまとめあげようとしている。国際社会に日本は今後何を訴えていくのか。理念なきまま、具体策を急ぐ姿勢に対しては、懐疑的な意見も少なくない。


 国際情勢にも詳しいジャーナリストの青木理氏は「日本は戦争ができる国になっていこうとしている。『国のため』に推進される武器輸出

日の入り、日の出2015/01/03 20:17

 写真は今日の夕方、拙宅の仕事場からの様子です。月が出ているなと思いながらカメラをゴソゴソと取り出しました。その短い時間の間にも空の色調はどんどん変わっていきました。

 冬になると日が短くなって気分が塞がるのが嫌なことの一つです。しかし、写真を撮りながら時計を見てみると4時14分ころでした。そして、なんとなくここ数日、日が長くなってきたような気がしました。

 WEBを覗いてみると、2015/01/01 の日の入りは16:10、今日の2015/01/03は16:12となっています。2月1日には16:46、3月1日には17:23と書かれています。3月に入ったら1時間以上は夕方の時間が長くなって札幌の冬将軍のとの戦いも終盤になります。
気持ちが少し軽くなってきました。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2015/hdni00151.html

高層マンション2015/01/07 05:28

 写真は中島公園の近くを流れる鴨々川(創成川)です。この周辺にはここ10年くらいの間に何棟もの高層マンションが建築されています。

 Wikipediaによると「コンパクトシティ(英: Compact City)とは、都市的土地利用の郊外への拡大を抑制すると同時に中心市街地の活性化が図られた、生活に必要な諸機能が近接した効率的で持続可能な都市、もしくはそれを目指した都市政策のことである」とあります。
 
 つまり、上下水道や道路の整備、札幌なら除雪費用などを節約するのに大いに役立つ政策だと思います。ちなみに札幌市の除雪予算は年々増え続いていて平成26年度は181億円にもなるのです。

 財政破綻をした夕張市は極端な人口減に伴い、経費節減の対処として中心部に市営住宅を建築しました。つまり、中心部に人口を集中させてゴミ収集や除雪の費用の節減を図ろうというものです。

 僕の仕事場からもこれらのマンションがニョキニョキとそびえ立っているのが見えます。さて、このような高層マンションの住み心地はどうなのか気になります。
 冬季間の寒さ対策、地震対策などが十分であるなら、あ、それとお金があるなら一度は住んでみたいものだと思うのですが・・。

 写真は1月2日に撮ったのです。創成川は凍っていました。

悪天候2015/01/07 19:29

 今日の天候は終日大荒れです。自宅にじっとしている分にはそれほど気にはならないのですが外出を考えると大変億劫な気分になります。

 TVニュースでは盛んに航空便やらJRの欠航、運休を告げています。幹線道路も方々で通行禁止になっています。
北海道はまさに地の果ての孤島と化しています。
 冬季におけるJRの運休の本数はどれほどか数えたこともありませんが、今日もJR利用者は札幌駅にごった返しているようです。新千歳空港のロビーの「現在の状況」もTVに流れていましたが、利用者は疲労こんぱいのことだろうと想像できます。札幌まで引き返してホテルに泊まろうにもJRがダメならバスでの移動となります。これもまた疲れます。

 物流もダメになっていると思います。生鮮食料品関連はどうするのでしょう。大事な郵便物も遅れていると思います。

 などなど、キリがないくらい冬の北海道には負の要素があります。しかし、この時期に旅行や外出を計画せず、仕事は自宅でという僕にはほぼ影響なく、極めて利己的にTVニュースを他人事のように眺めているのです。
 予報によると明日も引き続き荒れ模様になるそうです。

 写真は今日の3時ころの大通西10丁目付近。

健康診断2015/01/10 19:19

<正月のある日>
妻「何はともあれ無事1年間過ごしたわね」
夫「去年は、僕は何回検診を受けたんだろう」
妻「全部の診療科を合わせて・・7回かな、眼科も合わせて」
夫「そっか。結構忙しかったね。確かに、検診日が近くなると何かが見つかるかもしれない、と気が重くなることはあるけどね。まあ、それでも毎年の検診で何かが見つかったとしても初期段階だろうから、いきなり余命半年などということにならないからね」
妻「そこよね。一年に一回の検診を受けていれば手の施しようがない、というのは多分ないでしょうね」
夫「去年は心臓内科を初めて受診してよかったさ。冠動脈の狭窄が見つかったけれど要観察で終わったからね」
妻「そうよね。検診を受けていなかったら、多分、突然大変なことになっていたかも」
夫「今年は70歳だし、体の部品は全部中古。今年も検診優先の生活だね」

 というわけで、僕の2015年の検診予定はすべて決まっているのです。

 ところで、最近のメデアは認知症のことをたびたび話題にしています。60歳以上の場合12%ですが70歳になるといきなり数値が上がり30%となります。神様はどのようにして下さるのかわかりませんが、できるなら正気を保ったまま人生を全うしたものだと願っています(笑)

 写真は、拙宅の向かいにある深夜まで営業しているラーメン屋さんです。ラーメンは嫌いではありませんが、家でインスタントラーメン以外を食べることはまず、ありません。本物を食べたあとの血糖値上昇を考えると二の足を踏んでしまうのです。

ホワイトアウト2015/01/17 16:23

 午後になっていきなり吹雪になりました。文字通りのホワイトアウトwhiteoutです。向かいの工事現場では特大の照明が2基照らされていますが、工事をしている人たちには大して助けにはなっていないように思います。多分、自分の手元さえはっきり確認できないくらいではないかといます。

 ホワイトアウトwhiteoutの反対語のように見え、しかし、全く関連していないのがブラックアウトblackoutです。意味は「停電」です。もっとも、大雪になってホワイトアウトになり電線が切れたりするとブラックアウトblackoutになるのでしょうが。

 もう一つ。ホワイトアウトwhiteoutという映画があるようです。「2009年のアメリカ映画。グレッグ・ルッカの同名のグラフィックノベルを原作としたサスペンス映画である」と紹介されています。下記のサイトに恐ろしいくらいのホワイトアウトの状況があります。 
 http://wwws.warnerbros.co.jp/whiteout/

 こんな日には追突や衝突の交通事故が起こりやすくなります。外出せず、じっと家にいるのが多分、正解でしょう。

映画「日本と原発」2015/01/19 20:33

映画「日本と原発」河合弘之弁護士監督
日本の、世界の原発問題を考える上で重要な指針を与えてくれるドキュメンタリーであると思います。
僕は昨年秋、札幌の講演会で河合弁護士と立ち話をしたことがあります。

僕「僕らが生きている間に原発を止めることができますかね」
河合弁護士「やりますよ、止めますよ。絶対にね」

僕の住んでいる札幌でもいよいよ上映が始まります。
きっとあなたの街でも上映が予定されているはずです。
http://www.nihontogenpatsu.com/news
上記のサイトに現段階の全国の上映予定が記載されています。
長いリストです。最後まで見て、確かめてください。
今回、もしあなたの街が記載されていなかったとしても、後日新しい予定が掲載されると思います。時折このサイトを覗いてみてください。

(ホームページからの引用)

なぜ弁護士がドキュメンタリー映画を
作らねばならなかったのか?

丸2年の歳月をかけて、弁護士二人がその目で、耳で確かめた原発の真実とは。

事故の中でもがき苦しんだ人々は。
専門的な知識の裏付けを持つ有識者たちは、
何を感じ、何を語るのか?
報道は、行政は、日本は、
そして、私たちは、原発で幸せですか?

この映画は、弁護士河合弘之と盟友弁護士海渡雄一、訴訟を共に闘う木村結の3人が多くの関係者、有識者にインタビュー取材を行い、現地での情報収集や報道資料等を基に事故に巻き込まれた人々の苦しみ、原発事故を引き起こした背景、改善されない規制基準、エネルギー政策のウソと真実を追求したドキュメンタリー映画である。


僕は3月の上映会で拝見するつもりですが、原発問題を考える上で必須の映画だと思います。是非、予定に組み込んでください。

河合弘之弁護士公式サイト
http://lawyer-kawai.com/
脱原発弁護団全国連絡会 代表
http://www.magazine9.jp/greenpeace/111005/

今朝の風景2015/01/28 17:00

 だんだんと朝の明るくなる時間帯が早くなっているような気がします。
写真は今朝の6時:54分の様子です。
http://www.motohasi.net/SunriseSunset/JapanSun.php
 札幌の今日の日の出時刻は6時:54分で偶然ですが上記のサイトでいう札幌の日の出時刻と同じでした。

 ちなみに日の入りは16時40分となっています。これを書いているのが17時ちょうどです。しかし、幸いなことにまだ少し明るさが残っています。窓から見える通りでは盛んに排雪作業をする重機が忙しそうに動き回っていて、頼もしい騒音を出しています。

少し自信がつきました2015/01/29 21:53

 先日、東京から若い友人が札幌に来たので夕食にジンギスカンの店に出かけました。ジンギスカンを食べるのは数年ぶりでした。
 翌日、余市のニッカウヰスキーの工場を観たいというので思い切って僕の運転で案内をすることにしました。
 ここ数年は100キロを超える距離を運転することはありませんでした。ましてやこの季節に運転をするのは夏場と違って余計な神経を使いますから、僕にとってはやはり「思い切って」となったのです。

 友人はニッカウヰスキーの工場で実に美味そうに、無料、有料のウヰスキーの試飲をしていました。そのせいか、空港への車中では気持ちよさそうにウトウトとしていたようです。

 札幌から余市、そのあとは新千歳空港へ友人を送り、我々は札幌に戻りました。地図上で計算をしてみると200キロ超を走ったことになります。
 幸いにも好天に恵まれて運転は思いのほか楽でした。それでも自宅に着いた時にはヤレヤレと安堵感を覚えました。

 帰宅して何気なくTVを観ていましたら75歳以上の高齢者の運転免許証の更新のことが広報されていました。僕はまだ該当はしないなと思いながら、しかし、時代だな、と思いました。

警察庁のホームページを見ると下記のように書かれています。

=講習予備検査と高齢者講習(75歳以上の方の免許更新)=

 講習予備検査と高齢者講習等を受けないと免許証の更新はできません。
  免許証の更新期間満了日(誕生日の1ヶ月後の日)の年齢が75歳以上で、免許更新を希望する方は、更新手続前に講習予備検査の受検と高齢者講習等を受講してください。

講習予備検査の内容は?
「時間の見当識」、「手がかり再生」、「時計描画」の3つの検査を行います。

「時間の見当識」~検査時の年月日、曜日及び時間を回答していただきます。
「手がかり再生」~16種類の絵を記憶し、何が描かれていたかを回答していただきます。
「時計描画」~時計の文字盤を描き、指定された時刻を表す針を描いていただきます。
http://www.npa.go.jp/annai/license_renewal/ninti/index.html

 つまり、認知症のテストを受けろ、ということのようです。高速道路を逆行したりするのは高齢者が多いからでしょう。

 しかし、今回に限って言えば、僕は少しだけ運転に自信を回復しました。まだまだ大丈夫だぞ、と(笑) 

 追伸
 40年程前のことです。僕は当時、今はない札幌ロイヤルホテルに勤務していました。そこはニッカウヰスキーの会長をしていた竹鶴氏の常宿でした。その関係で幾度かお話をさせて頂いたことがありました。温和な人柄が印象に残っています。
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