展の最終日 ― 2013/08/01 22:03
主催者三名、妻の手伝いを得て三時頃から梱包作業を始めて小一時間で終了させました。
僕と妻は福島の被災地を見学する機会があり、展の会場は主催者の方々にお願いをしました。
相馬市、南相馬市などを見てきました。数カ所では車を降りて倒壊した家屋や陸地に流された船舶などをまぢかに見ました。中でも居たたまれない気分になったのは、普通の街並みに見える住宅街でひと一人見かけることがない、しかし、交差点の信号は普通に作動して、街灯は通りを照らしている不気味なたたずまいです。この先5年10年と経ったらどうなるのかを想像すると、ゾッとしました。
写真は請戸小学校の床が陥没した講堂です。卒業式を待つばかりであったようです。幸いにも、この小学校では全員が避難できたということでした。
コメント
_ ぷろこるはるむ ― 2013/08/01 23:44
_ 大坂忠 ― 2013/08/02 12:45
_ 種まきうさぎの弟子 ― 2013/08/03 09:18
写真展の留守番をしていて、いまごろどこいらを見て回っているのかなぁ、などと思っていました。
福島滞在が、ご夫妻にとって良き思い出になったならいいなと思っています。
_ 大坂忠 ― 2013/08/03 22:56
投稿をありがとうございます。
はい、福島での見聞は、プノンペンでポルポト政権の蛮行の見聞をしたときと同様に「人間ほど怖いものはない」ことを実感させるものでした。
http://tadashi.asablo.jp/blog/2010/07/19/
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被災地にも足を運ばれたのですね。
早期の復興を願う被災者の方たちの心情は察するに余りあります。
それは日本人全体の責任でもありますよね。