夏は終わりぬ2013/09/06 19:42

日に日に、あの夏のジリジリした暑さが秋風に替わっているのがわかるこの頃です。
僕はどちらかというと速歩きのたちで、散歩に出るたびに汗をかいていました。しかし、もうその季節も終わりに近づいているような気がします。
今日は自宅を出て、久しぶりにテレビ塔まで歩きました。三階までのエレベーターは無料となっていました。三階から展望台までは大人が七百円と書かれていました。しかし、その下に小さな文字で六十五歳以上は半額とも掲示されていました。僕は、展望台は次回の楽しみにとって置こうと思いました。

写真は大通公園九丁目です。
いつもはたくさんの子供達が遊んでいるのですが、気温のせいか何人もいませんでした。ここにも秋がきているようでした。

日に日に秋が2013/09/07 17:02

今、五時を回ったばかりですが辺りはもう薄暗くなり始めています。ススキノのネオンサインに明かりが灯り、だんだん夜の街の顔を見せ始めています。

街の女性たちのファッションは夏のと秋のとが混在し、季節の変わり目であることを明らかにしています。

大通り公園の樹々には夏の勢いが無くなりつつあるような気配を感じます。すでにナナカマドの実が赤く染まり始めています。

ぼくは、公園のベンチに座りながら暖かくなり始めた五月下旬からこの季節まで一体、何をやったのか思い出そうとしています。
これから雪の季節がやってきますが、これまでと大差なく、怠惰な時間を過ごすことになりそうな気がしていますが、まあ、それもいいかと、まだ少し生暖かい風にあたっています。

東京オリンピック2013/09/08 21:53

東京での二回目のオリンピックが決まりました。僕はどちらかというと「原発問題を抱えているのだから、それどころじゃないのでは?」という考えでした。しかし、決まりましたからプラグマティズムの信奉者としては、次はどんな活用の仕方があるのかと考えるのです。

今回のオリンピック招致演説で安倍晋三首相は、東京電力福島第1原発の汚染水漏れで政府の対策を説明、「状況はコントロールされている。私たちは決して東京にダメージを与えない」と安全を約束しました。
僕は「東京にダメージを与えない」ではなく海洋汚染問題をも含めて「世界に、地球にダメージを与えない」と踏み込んでいたらまともな政治家と見直されたのではないかと思いました。

それはさておいて、日本の首相が公式の場で日本の安全性を確保することを世界に約束しました。つまり、もしこの言葉が守られなかったら日本政府は世界で批判の的となります。つまり、嘘つきとレッテルを貼られ、外圧にさらされます。

常に言われているように日本は「外圧に弱い」のですから、原発被災者も関係自治体も、もし原発関連の問題解決がこれ以上遅々として進まないようなら外圧を多いに利用すべきだろうと、僕は考えます。
東京オリンピック開催まで七年という時間制限があります。政府は明日からもっと真剣に知恵を絞り出して、原発問題と取り組み、国際公約の実現を果たしてくれることを願っています。

写真は今夕のビル屋上にある観覧車「ノルベーサ」。

朝焼け2013/09/10 05:09

周りが明るくなってきました。
五時を少し回りました。
近頃のこの時間帯はもう夏の気配はありません。
NHKの天気情報では、今朝は16度ということです。

写真は拙宅の窓から見た初秋の朝焼けです。

久しぶりの実家の庭2013/09/10 22:59

今日から実家のある青森市に来ています。
まだ札幌ほど秋は感じさない、日が暮れても気温が下がらない、しかし、夏の終わりかなという気候です。

幸い天気も良く、久しぶりに庭に降りて飛び石を踏んでみました。
マンション生活をしている身にとって、庭を散策するのは新鮮な感じがしました。

放射能汚染水漏れ問題2013/09/13 22:31

 朝日新聞の電子版 2013.9,13  13:14に下記の記事が掲載されています。
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 東京電力福島第一原発の放射能汚染水漏れ問題で、東電の山下和彦フェローは13日、「今の状態はコントロール出来ていないと我々は考えている」と述べ、安倍晋三首相による国際オリンピック委員会(IOC)総会での「状況はコントロールされている」との発言と違う見解を示した。
 民主党の汚染水問題対策本部が福島県郡山市で開いた会議で答えた。この会議に同席した資源エネルギー庁の中西宏典大臣官房審議官は「今後はしっかりとしたコントロールできるようにやります」と述べた。
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 政治家の、それも我が国を代表する内閣総理大臣の言葉に嘘があるのか、東電の山下和彦フェローが嘘を語っているのか、それとも日本文化が美徳とする曖昧vagueな表現(カタカナを使って)の範ちゅうなのか。
 僕には、日本の総理大臣が国際オリンピック委員会(IOC)総会で嘘を語り、まんまと東京開催を決定させたとしか思えません。

 僕は東京オリンピックに反対ではありません。しかし、すでにボタンのかけ違いが発生し、暗雲のもとに五輪の旗が揚げられるような気がしてきました。

 ちなみに総理は「状況はコントロールされている」"the situation is under control"と言いました。ここで曖昧になりがちな「コントロール」をしっかりと日本語に置き換えるなら「状況は制御/管理されている」となります。はたして。

ボロネーズ2013/09/20 20:25

 久しぶりにボロネーズを作りました。
 僕が初めてこのボロネーズに出会ったのは遠い昔、イギリスのパブレストランで働いていた時です。そのことは以前に書いたことがあります。
http://tadashi.asablo.jp/blog/2011/05/22/5875956
 料理のABCも分からない僕に手ほどきをしてくれたのがレスゴーさんという社長さんでした。英国女王のプライベイトヨットの調理長をしていたという方で大変豪快な人でした。学生ビザしか持っていない僕を雇ってくれた恩人です。

 レスゴーさんは地下の調理準備室に僕を呼んですべて口頭でボロネーズの作り方を伝授してくれました。つまり、レシピ―が書かれたメモはなく、あるのは5~6キロの牛のひき肉や野菜類、トマトの缶詰数個、トマトピュオレーの特大の缶詰、香辛料、そして見本としてルイさんという調理長が作ったボロネーズなどでした。

 僕は説明を思い出しながら玉ねぎを刻み始めました。次にニンジンの皮をむきシュレダーでおろし、にんにくの皮むきです。これらを直径60センチくらいもある大きなアルミの鍋に入れて炒めるのです。その間、マッシュルームを刻み、鍋に放り込みました。
 肉は冷水の入った鍋に入れて良くかき混ぜてほぐします。それをガス台に乗せ、月桂樹を大量に入れて煮るのです。灰汁抜きのことは何度も言われましたから忘れないように注意深くやりました。
 
 最後に野菜と肉を一つの鍋に入れて、トマト類と香辛料を入れるのです。しかし、僕はそれぞれの香辛料がどんな働きするのか分からず厄介でした。最後に塩です。これはおっかなびっくりの作業でした。少しづつ入れては味を見るということを何度も繰り返して、終いには舌の感覚が無くなり困りました。
 そして、出来上がったのを小さな鍋に入れてレスゴーさんの事務所に持ってゆきました。味見をしてもらうためです。僕は恐る恐る小鍋を差し出しました。レスゴーさんは、鍋を覗きながら「色はいい」と言いました。次に香りをかぎました。で、「よし!」と。最後にテーブルスプーン一杯のボロネーズを口に入れて「もう少し塩を」と言ってにっこり笑ってくれました。

 そんなことを思い出しながらの作業でした。妻の評価は?・・・そりゃ、まあ、合格ということで。

石狩新港へドライブ2013/09/23 21:55

 初めて石狩新港へドライブをしました。風邪は結構冷たく、僕はウインドブレーカーを羽織って車から降りました。写真の人々に妻が「水はもう相当冷たいでしょうね」と声を掛けました。帰ってきた応えは「いやー、それほどでもないですよ。水から出たら寒いけどね」でした。

 写真には写っていませんがここの海辺には何台もの大型の四輪駆動車や牽引車が停まっていました。牽引車では水上スクーターや小型のボートを運んできたらしく海に浮かべて遊んでいました。皆、40歳代の家族連れです。僕は思わず妻に言いました。「この人たちは5~6百万円はするだろう自動車と数十万円の水上スクーターで遊べるんだね。すごいね」と。

新聞写真 2013.2.252013/09/25 14:27

  この写真は昨日24日の記事です。いい写真だなァと思いながらしばらく眺めていました。紙に、それも新聞紙に印刷されたのとモニターで見るのとはずいぶん違いがありますが、それでもいい写真はいいなァと思える一点でした。

 そんなことを思いながら「朝日新聞 川村直子」で検索したら、やはりね、と納得しました。
http://no-border.asia/archives/6972/naoko_kawamura_10

 同時にそのような前知識がなく、自分の日常生活の中で見た写真を「いいな」と思えたことも嬉しく思いました。

蝦夷富士羊蹄山2013/09/26 23:47

  今日は珍しく、というかめったにしない比較的長距離のドライブをしました。
 
 8~9年前に会社兼自宅の戸建に引っ越した際に十分な車庫のスペースがとれず軽自動車に乗り替えました。その後、今のマンションに転居し、車庫の問題は解消したのですが自動車はそのままにしていました。しかし、体力減退のせいか市内をチョロチョロと動き回っているだけでも以前よりも疲れを感じるようになりました。合わせて、中古で購入した軽自動車はすでに16年目になっています。

 そこで、普通車に乗り換えるか、車の運転を止めるかと考えるのです。
 すすき野の端に住んでいるので、大通り公園や札幌駅周辺までは徒歩での行動範囲です。その意味では車はあまり必要ではありません。 経済的には多分、必要に応じてタクシーを活用する方が負担は軽いのではないかとも思います。

 車を止める理由を体力の減退とするのにはまだ少なからず抵抗を覚えます。関係はないかもしれませんが先日乗ったタクシーの運転手氏は70歳だと言っていました。

 そんなことで、今日は近所のレンタカーの店で1500㏄の普通車を借り、ニセコまで運転をしてみました。行きは小樽方面を経由し、帰りは中山峠と定山渓を通って約200キロの距離です。実際に運転した時間は約5時間でした。

 妻は帰宅して開口一番に「全然疲れなかった!」と。僕は僕で「軽自動車に比べたら雲泥の差。やはり普通車は疲れない。まだまだ運転する体力はある!」と勝手に判定を下しました。

写真はニセコのスキー場から眺めた羊蹄山。
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