フェルメール 光の王国展2013/01/13 22:25

  旭川へ行ってきました。僕は生来朝寝坊なのですが、いつもよりは早めにベッドから出ることができました。と言っても8時ころでしたが。
 青空が広がっていて一日中晴れていそうな気配がしました。

 先日来、バスで旭川へ出かけても日帰りで間違いなく札幌へ戻ってこれそうな日に「フェルメール 光の王国展」を見物に行きましょうと妻と話していました。
 この旭川行きを思い立ったのは連日天候が荒れて、JRや定期バス、飛行機便の○○本が運休になりましたなどというニュースが続いていた頃です。

 札幌の冬場の交通機関は何かと天候に左右され、思い通りにはなりません。いつだったか新千歳空港で5~6時間ものあいだ、機内に閉じ込められた経験があります。遊びで移動するのなら実害が少なくて済みます。しかし、仕事の人にとっては一大事です。ときどきTV で報道される乗客の困惑した表情を見ると気の毒になあ、と思ってしまいます。

 ということで、今日は冷え込んでいましたが、早起きは三文の徳ということもあり、日帰りができそうな空模様でしたから即、旭川行きを決断し、実行しました。快速バスで約2時間半のバスツアーです。

 その宣伝文句は「リ・クリエイト作品とは=最新のデジタルマスタリング技術によって、描かれた当時の色彩とテクスチャーを推測し、原寸大で再創造したものです。フェルメールの絵の特徴のひとつでもある鮮やかな青と黄色のコントラストも最新の技術で再現されています。」と。
 何やら分かったような、分からないような説明です。僕なりに言い換えると「経年の傷みで再現が難しかった部分を、デジタル技術を用いて推測し、17世紀に制作されたときの色彩や絵の具の質感をほぼ再現することができた。」ということのようでした。
 簡単に言えば美術館などに現存する作品の「状態」の複製ではなく、新品ホヤホヤの作品であった頃の「状態」の複製作品であるということです。

 僕にとっては、デジタルマスタリング技術のことはさておいて、ポートレートを撮るときの光のつかみ方が大いに参考になりました。合わせて、展示の仕方もひと工夫されているように思いました。
http://www.liner.jp/event/4899/

コメント

_ nakky ― 2013/01/13 23:58

ディジタルリマスタリング・・・映画だと結構ありますよね・・・

「女性」も、デジタルリマスタリングできるといいのですが・・・
いや・・・男性も・・・ですな・・・

いや、「iPS細胞」とかの活用でそういうことも
そう遠くない将来可能になったりして(笑)

_ 大坂忠 ― 2013/01/14 13:31

下手な写真を初期化して、露光や焦点をやり直す、リ-クリエート用ソフトがあったら面白そうですね。

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