日刊ゲンダイ創刊編集長逝く2015/09/30 20:47

 僕が「日刊ゲンダイ」を知ったのは最近のことです。安保法制のことがフェイスブックFB上で盛んに話題になり多くの人々がこの新聞を引用しているのを読み始めたのが始まりです。

 僕は小さいころから主に朝日新聞を読んできました。当時の家では毎日新聞や経済新聞、地元紙が定期購読されていましたが、なぜか朝日に一番先に手が伸びていたように思います。今も同じようですが青森市での大手新聞は朝刊だけです。そのせいか、自宅に配達されるのは朝一番ではなく昼に近かったように記憶しています。

 土曜日の小学校は半ドンでした。父の仕事も半ドンでしたが帰宅は2時とか3時ころであったと思います。僕はお昼ご飯を食べたあと、新聞を読むのが楽しみでした。たくさん難しい漢字があったと思いますが飛ばして読んでいました。
 父が読む前の新聞ですから母は度々「お父さんはまだだからね」と言っていました。僕は注意深くページをめくりました。読み終わった後は気を付けて、余計なシワが寄らないように元のように折りたたみました。
 父は帰宅すると茶の間に座って、新聞に目を通します。しかし、ときどき、まだ読み終わってないのに僕に質問をしました。「何か面白い記事はあったか」と。折りたたみ方が上手でなかったのかなと不安に感じることもありましたが、多くの場合は記事への質問でした。そして、もう一回読んでおくように促されることもありました。

 そんなことで東京の学校に行った時も、今も、朝日新聞を読んでいます。しかし、度々、記事に批評の精神が不足しているなと感じることがありました。そんな時に日刊ゲンダイに出会いました。

 その論調は歯に衣を着せぬ単刀直入で、容赦なく為政者に向けられていると感じました。
 多くのスポーツ新聞のように子供には好ましくな記事もあります。それを差し引いても現政権に対する厳しい批判記事は一見の価値があると思っています。

 画像は初代編集長が亡くなったことを報じる2015年9月29日の記事です。

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