国会議事堂前集会2015/09/01 23:21

僕は2015年8月30日、一泊で上京し、国会議事堂前の集会に参加して来ました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150830-00003612-bengocom-soci

僕は60年安保時、中三でした。6月15日に国会前での激しいデモ衝突のなか、東大生・樺美智子さんが死亡した報道をモノクロのTVで観て唖然としていました。しかし、何もしませんでした。

70年安保時、英国にいました。自分のことだけにかまけていました。僕は授業料を工面し、家賃を払ってメシを食うことに必死でした。
71年の夏に帰国した後も職探しをし、生活に追われる毎日でした。

以来、気持ちの中に、宿題を終わっていないような、わだかまりがありました。
30日は、その宿題をやり遂げる、僕の最後の機会でした。

以上のことは僕の極めて個人的な国会議事堂前の集会への参加の直接的な理由です。
札幌においても様々な集会が行われていましたから「安倍政権反対」の行動は同じようにとれたのですが、60年安保のTVで観た国会議事堂前の映像の記憶はあまりにも鮮明でしたから、やはり国会議事堂前へ気持ちが向かっていました。

国会議事堂前の集会に集まった人々の中にはご自分の思いを書いたプラカードを掲げている方もおられました。その中で印象に残っているのは次の言葉です。
「これから20年、30年経って、後世の若い人に、あなたはあの時何をしていたんですか、と問われても答えられる自分でありたい」

日本の新聞、政権に媚びる2015/09/02 20:14

30日の国会議事堂前の集会に参加していたので、当然、翌朝の各紙の扱いが気になっていました。JR新宿駅の西口のキオスクで新聞を選んでいるふりをしながら一面の見出しをチラリチラリと覗きました。東京新聞以外にはガッカリしました。札幌に夕方に戻り、近所の店で日刊ゲンダイをチェックしました。僕は小躍りをしたくなりました。

添付の記事を是非お読みになって、日本のメデアのていたらくというか、権力にこれ程媚びを売るのかを再確認なさってください。

日刊ゲンダイの見出し2015/09/02 20:30

今夕、札幌で入手した日刊ゲンダイも一面です。
日刊ゲンダイを子供さんのいる家庭でお読みになるには問題があるかもしれません。しかし、現政権に対する、僕には常識的と思える、批判記事は筋が通っていて一貫しています。僕がそのことを知ったのはフェイスブック利用者が度々引用しているからでした。札幌で購入できることを知ったのも最近のことです。
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ウイキペディアには下記のように書かれています。
日刊ゲンダイは、講談社系の出版社である株式会社日刊現代が発行するタブロイド判夕刊紙である。日本新聞協会非加盟。
発行部数は、日本雑誌協会による調査では176万部(算定期間:2012年10月1日 - 2013年9月30日 印刷証明無し)[1]。独自に発表している部数は(北海道版は除く)168万2千部(東京版117.7万部、大阪版34.2万部、中部版16.3万部)[2]。

デモに参加2015/09/04 22:21

今日は久しぶりにデモに参加してきました。これまでの地元札幌でのデモ参加は「反原発」だったのですが、今日は「反安保法案」でした。

6時半に大通り三丁目に集まりました。いくつかの団体の挨拶があった後、自民党支部まで練り歩きました。どれくらいの人数が参加していたかわかりませんが、長〜い行列が「アベはヤ・メ・ロ」のスローガンを一斉に叫びました。
デモの解散は7時半頃、自民党支部前でしたがその一丁先の同庁前では恒例の反原発の金曜日集会が行われていました。「反安保法案」デモの後のデザートは「反原発」でした。映画で言うと二本立てです。

これを書きながら昨日のことを思い出しました。昨日はデモ行進ではなく、札幌紀伊國屋書店前で「アベはヤ・メ・ロ」のスローガンを叫びました。15~6名の少人数でした。
若い参加者はそれぞれご自分の将来が安保法案にどんな影響を受けるかを語りながら「戦争はヤ・ラ・ナ・イ、戦争はイ・ラ・ナ・イ」と叫びました。

@futaminobuakiさんのツイッターでは下記の告知がなされていました。
「緊急連絡。9月6日午後3時からシールズと学者の会主催の安保潰せ集会が東京新宿の伊勢丹前で挙行される。この週は平和の国か戦争する国に変身するかを決める戦後初めて直面する毎日になる。各党の代表も連帯のスピーチをする。私も平和の党だった公明党の副委員長として挨拶する。来たれ、新宿へ。」
東京にお住まいの方は是非お出かけください。僕も気持ちは参加したいのですが・・金銭的に体力的に・・残念ですが無理です。

「妥協」とは2015/09/11 14:05

若い頃、英国にしばらくいたことがあります。僕は英語が大変不得意でしたから、会話が出来るようになりたいという以前に、英語の発想の仕方を知りたいと思っていました。それが分かれば英語の勉強も進むような気がしました。

あるとき、「妥協・英語 compromise」という単語に遭遇しました。無論、英語赤点人間ですからその単語は知りませんでした。
英語学校の先生とこの単語についていろいろ話し合いました。そして、分かったことは、compromiseは歩み寄る勇気ある者こそがなし得る、民主主義の実践には絶対的に必要なことであり、思考であるということでした。従って、compromiseには肯定的な意味があるということでした。

今朝の朝日新聞朝刊を読みながらそんな大昔のことを思い出していました。

金儲けが全ての人種2015/09/11 18:34

記事は今朝の朝日新聞・朝刊の経済面に小さく載っていた囲み記事です。ご覧になった方もいらっしゃると思います。

経団連は核発電=原発の推進をして、その後始末は延々と続きます。多分、何世代にも渡ることでしょう。
今度は武器の輸出を推進すべく意思表示をしています。
いわゆる「死の商人」になりたいと表明しているのです。
これは僕の想像力をはるかに超えた、守銭奴か、金権亡者か、究極の利己主義者かです。

「死の商人とは、営利目的で敵味方を問わず兵器を販売する人物・組織への蔑称、転じて営利目的で兵器を販売し富を築いた人物・組織への蔑称。」
「死の商人達は各国の政府上層部や諜報機関と深い関係があるために、これらの武器売買の行為を暴くことは、自国の暗部の行為を暴くことになってしまうのであまり摘発されない。」
http://matome.naver.jp/odai/2138812065557270401

「死の商人」とは「蔑称」だと上記のサイトは説明をしています。僕は蔑称ではなく正式な呼称だと思います。又、「自国の暗部を暴く」のであまり摘発されないと説明をしています。が、経団連は安倍政権の後押しを得て合法的に実行をしようとしています。摘発はあり得ないのです。

最後に朝日新聞がこのことをこんなに小さく報道するのには訳がありそうな気がします。

安保法案反対のデモに参加する意味2015/09/14 10:31

「一人一人の国民が、独裁者に一度限りの人生を破壊されぬように集結しているのである」

命を落とす・・・これが一番の「破壊」だろうと思います。紛争の前線に送り込まれる自衛隊員は、第二次世界大戦時の兵士が「天皇陛下万歳」と言って戦死したという本当か嘘かわからないことを、又、繰り返すのでしょうか。しかし、今度は大本営の政府は「天皇陛下万歳」と言って我が国の自衛隊員は戦死したとは言えません。どんな表現で自衛隊員の戦死を発表をするのでしょうか。

そんなことを考えただけでもばかばかしくなるのが今度の安倍政権が可決しようとしている安保法案です。

これをお読みなっている皆さん、反対するも賛成するも、今一度立ち止まって、ご自分の言葉で、何故、今大急ぎで、憲法解釈を変更しなければならないのか、家族や友人知人に語ってみてください。
安倍首相が国会で述べている通り、国民の理解を十分に得られていない法案です。もっと時間をかけて国民が議論をした上で決めるべきだと思います。なぜなら、これは個々の命の問題ですから。

「せんそうは はじまると だれにも とめられません」2015/09/15 10:35

今朝の朝日新聞・朝刊「天声人語です。
 書き出しは「くにと くにの けんかを せんそうと いいます」だ▼訳したのは、「自由と平和のための京大有志の会」が7月に公表した声明書である。安保関連法案への反対を詩的につづり、幅広い共感を呼んだ。

そこで、京都大学有志の会のHPを拝見しました。

自由と平和のための京大有志の会
Kyoto University Campaign for Freedom and Peace
http://www.kyotounivfreedom.com/manifesto/

感動しました。趣旨にはもろ手を挙げて賛同します。特に「戦争は、兵器産業に富をもたらす。War rewards the weapons industry」と明確に言い切っていることです。

もう一つ、20ヶ国語以上の言語で「声明」を読むことができることです。
日本語使い以外の友人知人にも是非、ご紹介下さい。

今朝の朝日新聞「天声人語」で紹介されていた「「くにと くにの けんかを せんそうと いいます」も掲載されています。

一見の価値、大いにありと思いました。
自由と平和のための京大有志の会
Kyoto University Campaign for Freedom and Peace

戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

War begins in the name of defence
War rewards the weapons industry
War quickly becomes uncontrollable

全文は上記のURLで是非どうぞ。

シールズの皆さん、ゴミ拾い2015/09/17 12:15

何処でも出てしまうごみ。目的がよければ、そのままでよいということはないですね。でも、SEALDsはすごい。キチンとやってる!
以下は小原美由紀さんのコメント
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<国会前抗議に参加されるすべての方へ・ゴミは持ち帰りましょう>
SEALDsのコールは国会前で午前5時まで続いたそうです。
最後まで一緒にいてくださった宮武まきこさんからのレポート。
昨晩は35,000人の人が集まられたそうですが、一晩中降り続く雨の中で、
SEALDsは主催者としてゴミを拾い、分別していました。
(今回だけではなく、これまでも、たぶん ずっとそうしていました。あの12万人の8月30日も、愛基くんは「も一回、ごみ落ちてないか、見といて―」って、メンバーに声をかけていましたから)
撤収するときは、このようなゴミの山ができていました!
「傘」や「ペットボトル」が多かったそうです。
最後まで残ったメンバー6・7人。一台ある車にはトラメガやプラカードを積まなくてはいけません。タクシーにゴミ持込みは拒否される。
電車で手に手に、持って帰ったのではないでしょうか。
国会前に行かれるスイミーのみなさん、自分のごみはもちろん、落ちてるゴミはひとつふたつ、ひろって帰りませんか? お車の方、ごみを一袋、持ち帰っていただけませんか? ここまで若い彼らに甘えていいんでしょうか。
朝早くから抗議に来ている方が、「昨日あんなに人がいたのにいつもごみが落ちてないのが不思議だった」、と書きこんでいるのを見ました。
主催者としての責任を持つこと。彼らが共感を集めている理由が、もう一つ 見えたような気がします。
家が遠い子もいます。女の子もいます。終電を逃したら、帰れない子が多いです。
故ない心ない バッシングを受けながら、時間もお金もつかって・・彼らは、誰のせいにもしていません。
そして「憲法守れ」、「子どもを守れ」、「未来を守れ」、「野党はがんばれ」と、「民主主義ってなんだ」と、きょうも、声をあげます。
昨日と言われていたしめくくりの委員会が、また一日延びました。
時間切れになるその最後まで
大人の私たちも、できることを考えましょう。
SEALDsは、午前8時から、また抗議しているようです。

トシかな~2015/09/18 15:10

 昨日は、札幌大通公園9丁目で終日、日赤の献血活動に参加しました。街頭でティッシュペーパーを配りながら献血を呼びかけました。
僕が所属する団体の年一回の恒例行事です。
さすが、連日のデモ行進の影響か、それとも年齢か、足腰が痛く、昨晩の大事なデモ行進は欠席となりました(笑)

 国会は・・・と。
「普通の礼儀作法をわきまえない人々」によって大騒ぎでした。「国会でやってるじゃん」と言って、生徒会や児童会で真似をしたら先生方は何というのだろうと思っていました。
先生はもしかしたら「バッジをつけたら何をやってもいいんだよ」というかもしれません。
 大人が子供の見本になるという時代は終わりつつあるのでしょうね。
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