長時間の検査2014/11/10 20:36

 朝9時15分に家を出て病院に向かいました。

 先月の心臓内科での検診で冠動脈の一か所が細くなっているのが見つかり、今日はそれの精密検査ということでした。
 ジェーコー北海道病院、正式には「独立行政法人 地域医療機能推進機構北海道病院」という名称の病院です。長いですね。「Japan Community Health Care Organization」が英語の名称です。
 当初、何が「ジェイコーJCHO」なのか分かりませんでした。WEBでチェックして納得と思ったのですが、日本語の名称よりも英語の方が10倍もその設立目的が分かりやすいと思いました。
 
 僕が受けたのは「負荷心筋シンチ検査」というものです。僕にとっての初体験でした。
 午前中は心臓に負荷をかけた時の血流の状態をスキャンして撮影しました。負荷をかける方法は自分が運動をしてやるのかなと思いきや血管注射をされました。「入ります」という看護師の声で注射されました。僕自身は静かにベッドに横たわっているだけなのですが、数秒後には激しい運動をしたかのように僕の心臓がバクバクとあえいでいました。妙な気分でした。

 午後は負荷をかけない状態での検査です。多分午前中の薬剤の効能がなくなったころを見計らってのことだろうと勝手に想像をしました。別の注射をされて、また、スキャンの機械に横たわり20分くらいの撮影でした。

 3時20分にすべての資料がそろい、医師との面談がありました。いろいろと丁寧に説明をしてくれました。そして、結論は「すぐにカテーテル治療をするか半年後にもう一度検査をして、それから決めるか。どちらでもいいのではないか」というものでした。つまり、今すぐにステントを入れる緊急性はないということでした。

 さて、この血管の一部が細くなったということの原因はと尋ねたのはやぶ蛇でした。
医師: 「まあ、加齢が一番でしょうか。それに糖尿病も関係がありますね。タバコもダメですね。まあ、これらが総合的に、ということでしょうか」

 僕は半年後の再検査の予約を入れて病院を後にしました。家に着いたのは4時半でした。これまでも様々な検査や治療を受けましたが今日のは最長記録となりました。

 写真は僕の心臓です。
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