逝くこと2014/02/28 13:22

 いつかは自分にも命絶えるときが必ず来ます。そして、自分がどんな死に方をするのかを想像しますが自分が望むようにはならないだろうと、このこともまた、同時に想像します。
 母はたびたび「もういい。いいかげんに終わりたい」という意味のことを60歳代のころから話していたように思います。母は真剣な気持ちで言っていたのか、半ば冗談で言っていたのかわかりませんが、いいかげんどころか95歳まで生きてしまったのです。それは明らかに母の当初の意に反しての長生きでありました。
 結果的に母にとって余分な、予定外の,余白十分な人生を送ったのですが、それが良かったのかどうか。こればかりは母に聞くことはできませんでした。

写真は、早朝3時ごろのグループホームのロビー。日中は入居者の歌声や運動の掛け声で賑わっています。
テーブルのファイルは母の生活記録です。見えているのが最後のページです。

こんな時間帯なのに、母にさよならを言うために幾人もの職員が駆けつけてくださいました。
職員の皆さん、長いこと本当にありがとうございました。

コメント

_ (未記入) ― 2014/02/28 18:40

大坂さま。
緊張の日々だったとお察しします。
くれぐれもお身体大切に、ご自愛ください。
今日の旭川は、時折強い風が吹き、現在は久しぶりに降った雪が、雪解け水で汚れた街を白く覆っています。
ラボフューズ いとう

_ まっさん ― 2014/02/28 21:10

お母様の件、ご冥福をお祈りいたします。

大坂様やご家族に支えられて、お幸せな人生だったのではと想像いたします。

また、大坂様も今までとこれからのことで体調を崩されないよう気をつけてください。

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