新聞記事―映画フィルム、~幕 ― 2012/09/15 23:57
以前から時間の問題だろうと言われていましたがその時がついに来た、という感じがします。
高校生だった50年前、僕は小遣いで何本のフィルムを買えるか、といつも悩んでいました。
僕の67年間の人生の間だけでも色々な物が出現し、時代とともに淘汰され消えてゆきました。黒電話もなくなり、携帯電話が出現しました。映画フィルムもついにその中の一つになってしまいそうです。
僕が初めてデジタルカメラを使ったのは2000年だったと思います。当時、関わっていたNPO法人の活動資金を創るためにラーメン屋さんを地下鉄18丁目駅地下で運営していました。そのHPやチラシに写真を載せるために大枚5万円も出して買ったのが始まりです。名刺の半分位までのサイズが限度という、おもちゃのようなカメラでした。なぜか富士フィルム社製でした。
入居していたビルの建て替え話しが出てラーメン屋さんはじきに廃業をしました。それ以来、カメラに触っていませんでしたが60歳になった2005年だったと思います。Canon10Dというデジタルカメラを中古で買い、写真を再開したのです。既にフィルムカメラを淘汰する兆しがありました。何より僕にとっての一番の利点は暗室を必要としないということでした。
僕の手元には十数本の映画のビデオテープがあり、ビデオプレーヤーもあります。以前にも書いた、身の回りの物を処分する過程で百本以上の映画のビデオテープを廃棄しました。残りをいつ廃棄処分にするか悩んでいます。しかし、その前に、もしかしたらせっかく集めたDVDも終焉の時が来てしまうかもしれません。その時がきたら新しいものを使いこなす頭はとうに??となっているかもしれません。
写真は2000年当時、ラーメン屋さんのHPに「あ~ア、美味しかった」というタイトルで載せたのです。
コメント
_ 南川泰三 ― 2012/09/16 07:25
_ 大坂忠 ― 2012/09/16 11:13
こんにちは。そうなんですよね。MDも生産停止ですよね。うっかりするとさまざまな科学や文化の研究機関の資料も媒体の変更に伴って消失すおそれがありますよね。予算削減に翻弄されて・・。
_ nakky ― 2012/09/16 21:45
古代エジプト時代の「石版」らしいですねぇ・・・
_ 大坂忠 ― 2012/09/16 22:30
石版ですか。なるほど。
僕のPC内のデータを石版に置き換えると、四畳半の仕事場には収まりませんね・・。
今日は少し涼しいですね。
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