日々・その23 生ごみと原発2012/04/09 17:37

 秋刀魚か何かの魚を買ってきて、頭を落として内蔵を取り出し、塩を上手に振って美味しく焼けて、ご飯もたくさんいただきました。やれやれと満腹したお腹をさすりながらさて、食器でも洗っておくかと台所に立ちました。

 さっき、魚を下ろすときも少し気になったのですが台所が妙に匂うのです。
 大理石の立派な天板でできた安くは無い、広々とした流し台です。様々な料理用の電気製品もそろっています。メーカーはアメリカのゼネラル・エレクトリック社を筆頭に、世界でも北海道の室蘭でしか製造不可能とされる特別な製鉄技術で造られた釜もあります。無論、製造に携わった技術者は偏差値の高い高学歴の人々です。社会的に尊敬されて良い人々です。それらのメーカーの経営者たちもやはり立派です。使い物にならない製品を社会に放り出すなどということは決っしてするような人々ではありません。チョッと耳にしたのですがある大手企業の社長さんは「組織の原動力となる人材には高い倫理観や社会的使命感が求められます」とまで言い切る方もいますから。

 しかし、この台所にはくさ~い匂いが漂っているのです。窓を閉め切って外出したときなどは、家に入ることが出来ないくらいなのです。あえて言えば「立ち入り禁止地域」のようなもになってきました。

 魚は好きだから食べたい、しかし、生ごみをどのように処分をしたらよいのか解らない場合はどうしたらよいのでしょうか。「そんな馬鹿な! 生ごみの出し方くらいは誰だって知っているだろうさ!」という声が聞こえてきそうな、イヤ、開発当初から聞こえていたのです。

 この地球が生臭いゴミの匂いで充満してきたのでそろそろと隣の星にでも引っ越しましょうか。

 写真は数日前に撮りました。自転車の色は春でしたが・・相変らず寒さが続いています。

コメント

_ 市村隆行 ― 2012/04/10 00:32

「まな板のうえに新聞紙を敷いて、魚をさばき、内蔵等を含むすべてを新聞の上において丸め、スーパーの袋に入れてきつく締める。」
ということを、私の場合はしています。

コメントを書いていて、無性に焼き魚が食べたくなってきましたので、明日の夕食は魚にします。
(*´∀`*)

_ 大坂忠 ― 2012/04/10 01:07

今晩は。元気そうですね。
札幌では生ゴミとプラスティックの袋は一緒に出すことはできません(笑)

http://hydrogenblr.tumblr.com/post/4402318147/1301566356413-jpg

大電力消費企業はもっと自己供給の割合を考えるべきだと思っているのですがどうでしょう。

_ nakky ― 2012/04/10 07:38

基本、自分たちで始末がつけられないことは
原則辞めた方がいいだろうとワタクシは思っています。

多少コスト掛かっても別の手段があるでしょうから・・・


昨日・今日、気温がだいぶ上がって雪融け進みそうですね。

_ 大坂忠 ― 2012/04/10 10:07

nakkyさん
こんにちは。
いつもありがとうございます。
>多少コスト掛かっても別の手段が
賛成!生ごみの処分のコストのことを考えたらたいしたこと無いんじゃないかと・・。

道路の清掃が方々で始まっていますね。

_ nakky ― 2012/04/10 11:00

マジメなはなし・・・

一番よさげなのは「地熱発電」なのでしょう。
なにせ無尽蔵だしリサイクル化だしCO2ゼロだし
他の汚染物質もゼロだし・・・
日本に豊富に資源があるし・・・
ほぼ池上彰さんの受け売りですが(笑)

ただ、大概が国立・国定公園の中で開発が難しいとか
既存の温泉に影響が出ないか?等の問題もあるようですね。

_ 大坂忠 ― 2012/04/10 13:56

様々な利害関係や既得権、保身の中央・地方の政治家、圧力団体などなどのことを考え「それでも総理大臣になりたい」と思う人の視線はどこを向いているのか、僕にはよくわかりません。

ご指摘の「地熱発電」は大いにやるべし、と思っています。
合わせて小規模な水力発電を地産地消の観点から見直すことも大事かなと思っています。

_ 前田國輝 ― 2012/04/14 17:26

ご夫婦そろって、大変でしたね。明日、試験があるのですね。チャレンジ精神には感服します。頑張って下さい。青森は積雪無しになりましたが、裏庭は雪の山です。妻が早く庭仕事がしたくて、ヤキモキしています。車で出かけるようになったら、又、写真を送ります。

_ 大坂忠 ― 2012/04/14 22:25

前田様
お久しぶりです!
はい。明日の午後です。もう夜10時半ですがまだ準備が終わりません。少し弱気になってきました・・・。
札幌もようやく積雪がゼロになりました。
ほっとしますね。
奥さんにどうぞ宜しく。

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