日々・その21 FCC試験2012/04/03 00:37

  僕は先月の18日にアメリカの初級(Technician)アマチュア無線の試験を受けるべく準備をしていました。しかし、前日にインフルエンザと診断され寝込んでしまいました。高熱を出してウンウンと唸っている間ににわか仕込みの、無理やりに詰め込んだ4択の解答はどこかに蒸発してしまいました。つまり、もうじき67歳とならんとする僕の記憶力の頼りなさを自ら実感しているのです。「見たことはある」までは記憶を辿ることが出来ますがその先は大変心もとないのです。
 しかし、と僕は思い直して再度、挑戦をしようと、試験主宰のアマチュア無線の店に出向いて申込書を出してきました。で、昨晩から再度取り組み始めました。今日一日復習をしてWEBの模擬試験を3度やってみました。かろうじて合格ラインに達したので少し安堵をしています。
ご参考までに
http://aa9pw.com/cgi-bin/exam2011.cgi

 僕は中学生になったときの最初の数学授業は忘れることが出来ません。数学を嫌いにしてくれたのは小柄な頭が完全に禿げ上がった教師の1回目の授業でした。はじめに「今日からは算数ではなく数学を勉強する」と宣言をして、いきなり分数の暗算をやらされました。以来、僕の数学への拒絶は確固たるものなったのです。そして、押しなべて計算が必要な物理などへも同様にアレルギー反応を示すようになりました。
 そんな僕が67歳になって、悪知恵は十分に身につきましたが理数系の勉強が分かるはずがありません。

 今晩は初級(Technician)の一つ上の(General)の問題を少しだけ覗きました。すでに激しい頭痛を覚えています。
下記のような問題が450問ほど公開されています。この中から35問が一字一句の変更も無く出題されます。合格ラインは28問の正解です。つまり、450問の答えを全部暗記できたら間違いなく合格です。又も、老体の記憶力が試されるのです。
Q:What is the total resistance of a 10 ohm, a 20 ohm, and a 50 ohm resistor in parallel?
解説
First calculate the sum of the reciprocals:
The reciprocal of that is your answer:
解答5.9Ω

 こんなのが僕に分かるわけがありません。
 
 写真はすすき野のある焼き鳥屋の外壁。何やら意味深な壁画のようなのが・・。2012.4.2

日々・その22 ストレステスト2012/04/06 21:39

 原発に関する新聞記事を目にしない日はありません。その中で始終使われている言葉に「ストレステスト(stress test 「健全性検査」「負荷検査」)」があります。ご存知のように企業の健全性や機械などの耐久性を調べる試験のことを指しています。近頃は原発の安全性を検査することにも頻繁に使われるようになりました。
 大方の試験はコンピュータ上で様々な負荷をかけてどの程度までの津波や地震に耐えることが出来るかを「実験」して試験をするようです。

 TVで耐震構造で建てられたビルや家屋を実際に作って本当の負荷をかけて体感をする番組を見たことがありますが、それに比べると「机上の試験」だと考えても良いのではないかと僕は思っています。

 さて、僕も今、自分にこのストレステストを課しています。
 僕は元々というか小学生の頃から暗記が不得意でした。日本史の年代と出来事を覚えるなどというのは最も嫌な勉強でした。僕にとってはそのような試験がストレスそのものでした。無論当時はストレスという表現はありませんでしたが・・・。その僕がいま850の問題を読んで4択の解答を覚えようとしているのです。僕にとってはやってみようと思ったことが画期的な出来事です。

 その作業はまるで苦行です。何しろ80%以上の問題の意味が解らないのです。特に無線工学の理屈はほどんとわかりません。そこでおのずと暗記をするという手だてしかなくなります。加えて50歳代のときに比べても集中力がなくなっていることを強く実感しているのです。小1時間もコンピュータの画面を見ているとお尻がむずむずしてきて新聞を読みたくなったり、小さな拙宅をウロウロしたりと我ながらあきれています。

 僕が試みている試験は全てが英語です。しかし、日本語に翻訳をしても意味が解らないことに変わりはありません。時々、見たことがある単語が出てきますが、僕の知っている意味を当てはめても理解不能なのです。つまり無線工学の専門語としての用法なので歯が立ちません。リピーター(Repeater)という単語が度々使われています。飲食業などでは「繰り返し利用してくれる客」ですがアマチュア無線の世界では「中継局」となるらしいのです。

 そんなことで試験予定日である今月15日までに約85%を覚えることが目標です。当初は中級のアマチュア無線の資格が欲しい、でしたが近頃は67歳にならんとする自分がどこまで耐えることができるかという実体験型ストレステストに挑戦しているような気分です。

 写真は先日の大荒れの日に撮った駐車場です。札幌の桜開花予定は5月初旬だそうですが、雪はもう十分です。

日々・その23 生ごみと原発2012/04/09 17:37

 秋刀魚か何かの魚を買ってきて、頭を落として内蔵を取り出し、塩を上手に振って美味しく焼けて、ご飯もたくさんいただきました。やれやれと満腹したお腹をさすりながらさて、食器でも洗っておくかと台所に立ちました。

 さっき、魚を下ろすときも少し気になったのですが台所が妙に匂うのです。
 大理石の立派な天板でできた安くは無い、広々とした流し台です。様々な料理用の電気製品もそろっています。メーカーはアメリカのゼネラル・エレクトリック社を筆頭に、世界でも北海道の室蘭でしか製造不可能とされる特別な製鉄技術で造られた釜もあります。無論、製造に携わった技術者は偏差値の高い高学歴の人々です。社会的に尊敬されて良い人々です。それらのメーカーの経営者たちもやはり立派です。使い物にならない製品を社会に放り出すなどということは決っしてするような人々ではありません。チョッと耳にしたのですがある大手企業の社長さんは「組織の原動力となる人材には高い倫理観や社会的使命感が求められます」とまで言い切る方もいますから。

 しかし、この台所にはくさ~い匂いが漂っているのです。窓を閉め切って外出したときなどは、家に入ることが出来ないくらいなのです。あえて言えば「立ち入り禁止地域」のようなもになってきました。

 魚は好きだから食べたい、しかし、生ごみをどのように処分をしたらよいのか解らない場合はどうしたらよいのでしょうか。「そんな馬鹿な! 生ごみの出し方くらいは誰だって知っているだろうさ!」という声が聞こえてきそうな、イヤ、開発当初から聞こえていたのです。

 この地球が生臭いゴミの匂いで充満してきたのでそろそろと隣の星にでも引っ越しましょうか。

 写真は数日前に撮りました。自転車の色は春でしたが・・相変らず寒さが続いています。

日々・その24 平均余命は15年半2012/04/10 20:50

 今日は一日、穏やかな柔らかい日差しが僕の仕事場から見えていました。皆さんのお住まいの街はいかがでしたでしょうか。

 アメリカのFCCアマチュア無線の試験日まで4~5日となりました。合格をしても一銭も得にならない試験です。自分は何故こんなことに時間とエネルギーを費やしているのか、と思いながらもせっせ、せっせと不得意な暗記に取り組んでいます。しかし、翌朝には全てが頭から消えてしまいそうで寝るのが怖いです。が、今のところ、運がよければ少なくても初級(Technician)は合格できるかなというレベルまで到達しています。初級に合格しませんと一つ上の中級(General)の受験資格がありませんから、まずは初級突破が目標です。

 僕は、多くはWEB上のプログラムをモニターで見ながら勉強をしています。本は時々しか見ません。
「HamTestOnLine」
http://www.hamradiolicenseexam.com/
 無料のもいくつもありますがこのプログラムは有料です。やはり、有料だけのことはあって自分の不得意な問題を自動的に明示してくれます。間違う問題は覚えるまで何度でも順番を入れ替えて出されます。そして「まだ見ていない問題」「弱い問題」「復習が必要な問題」「学習済みの問題」に分類して案内をしてくれます。ややこしい問題については解説もしてくれるという優れものです。

 その案内の一つに何時間を費やしたかというのがあります。僕の場合は57時間と表示されています。しかし、実際はこのプログラムを見つけるまで20時間以上は本を読んだりして時間をかけていますから合わせて77時間ぐらいでしょうか。始めたのは2月中旬であったと思います。3月18日に受験の予定でしたがインフルエンザにかかり1ヶ月遅れの受験となります。
 このプログラムでは本番の試験と同じように35問が様々な分野から出されて採点してくれるのもあります。やはり心臓はドキドキします。学生時代の定期試験のことなどを思い出し、あまり好きな気分ではありません。

 僕はいくつまで生きるか解りません。67歳の僕の平均余命は15年半と厚生労働省「平成11年簡易生命表」に記載されています。
http://www.e-seihoclub.com/link.asp?lk=arekore/d_sales/02/rougo12
しかし、死ぬのは82歳であるとしてもその5~6年前にはヨレヨレになるでしょうから活動が可能な残り年数は10年が限度だろうと思います。そして、僕はいずれ消えてゆくのですが、その残された10年を楽しく生きたいと、日頃、妻と話しています。
「あれもやりたかった、これも経験してみたかった」という後悔の念を持って人生の最後の部分を過ごしたくないという思いが今回の試験勉強につながっています。

 日本では減少傾向ですが、アメリカではアマチュア無線家の人口が再び増加していると聞いています。前述の学習プログラムを見ると60歳代の人を多く見かけます。中には80歳の方もいますね。

日々・その25 今日が試験2012/04/15 09:00

 待ちに待った?今日がアメリカFCCアマチュア無線の試験日です。昨晩もWEB上で模擬試験を試みましたが、残念ながら好結果とは言えませんでした。運がよければ合格、そうでなければ惨敗という感じがします。
 しかし、僕の脳には相当の刺激を与えることが出来たのではないかと自負?しています。翻訳の仕事をしていてもこんなに長期間に渡って同じ原稿を読み続けることはありません。
 そんなことで、これもまた何か顕著な症状があるわけではありませんが、ボケの始まりを一日くらいは遅らせることが出来たかなとひそかに願望しています。

 札幌の桜の開花は来月ですが、僕の試験の結果は今日中に分かります。「桜が咲いた」でも「大坂忠、撃沈さる」でもお知らせしたいと思います。

 写真は、少しだけ春めいた感じがする日差しの札幌大通り公園です。積雪はゼロになりましたが残雪はまだまだ・・。

日々・その26 試験×2に合格2012/04/15 21:48

  という訳で・・う~ん、マア、何とか合格しました。妻も大変喜んでくれました。というか「中級(General)は無理なんじゃないの」と思っていたふしがありますが・・。そういう本人はというと・・今朝の段階では中級を諦めていました。
 最後の復習は初級に絞って、これだけは何とかしなければここで報告をするのは気が重いナと思っていました。それがなんと、幸運なことに中級(General)にも合格をしてしまいました!

 「今からしばらくの間だけですが、この空間はアメリカのアマチュア無線の試験会場となります。全てがアメリカで行われていると全く同じ様式で試験を行います」というヴォランティア試験官(VE= volunteer Examiner・上級資格保有者)の説明が始まりました。
 アメリカの規則では最低3名のVEが出席していないと試験の実施は出来ないことになっています。今日は5名のVEが来ていました。受験者数は・・3名でした。
 アメリカの会場と同じ云々というのは、シーンと静まり返った環境ではなく、VEの皆さんの話し声やら書類を整理する雑音がある、ということなのです。
 その場で合格、不合格を判定し、アメリカの事務局に送る書類や受験者に渡す正式な合格証など、全てを行ってしまうのです。VEは文字通り無償のヴォランティアで、免許証を入手するまでの全てを含めて15ドルという安価な受験料なのです。

 1時過ぎから試験が始まりました。最前列に陣取った1人は先月に初級と中級を取得され今回は上級のExtra試験に挑む方、2列目には30歳代の男性が右端に、僕は左端に座り、初級からの受験でした。

 僕は思わず、訊いてしまいました。「いつごろからこの試験勉強を始められましたか」と。「はい、3日前からです」と簡単に答えられて、僕は愕然としました。内心「そんな馬鹿な!僕は何十時間も費やした!」と思うと同時に、やはり若い人にはかなわないナと自分の歳を思い知らされました。(続く)

 写真:女性たちは分厚いコートにサヨナラをして、一足先に春を取り込もうとしているように見えます。

日々・その26 試験×2に合格―22012/04/16 21:10

(昨日の続き)

 僕は少なくても初級のために50時間以上は費やしていたのです。俄然、負けてなるものかと思いはしました。しかし、その若い氏は「僕は電子工学が専門ですから」と付け加えてくれました。僕はほっとしました。
 VEの皆さんもお話を聞くとやはり理系出身の方ばかりのようでした。算数もおぼつかないような者は僕ぐらいでした。

 初級の問題数は35問。そのうち26問正解で合格です。時間制限はありません。出来た人から採点をしてくれます。

 上級の問題数は50問で僕のよりも多いのにもかかわらず「終わりました」と手を上げるのは1番最初でした。3名のVEが採点をし、確認をし、じきに「おめでとうございます」というVEの皆さんの祝福を受けていました。2番目は若い氏でした。同じようにVEの祝福を受けていました。
 解答の●の付け間違いを3箇所も発見し、がっかりしていた僕が最後に採点をお願いしました。僕の心臓は口から飛び出しそうでした。10分ほどで「合格です」と言われて、フ~っとため息をついてしまいました。まあ、1回目の受験としては初級突破でよしとするか、と自分に言い聞かせました。

 日本の試験の2級は高専の、1級は大学の電子工学のレベルと言われています。僕には分かるはずのない高度な試験なのです。その2級と同等とみなされるアメリカの中級Generalの試験が始まりました。中級の384問の中から35問が出されます。26問の正解で合格です。
 隣にいる若い氏は大変速いペースで問題が印刷されたページを繰っていました。僕は心の中で「慎重に、時間はある」と言い聞かせながら苦しい、あっちこっちの記憶の扉を開けては閉める作業に必死でした。

 若い氏は余裕のハイペースで「はい、終わりました」と。僕はまだ3分の2ほどまでしか進んでいませんでした。すぐに採点が始まり、がやがやと話し声が聞こえてきます。僕は初級のときよりも採点に時間がかかっているなと思いながらも集中力を絶やさないように問題とにらめっこを続けました。

 VEのリーダーが若い氏に歩み寄って何かをメモした紙片を見せて「次回、がんばってください」と話しました。僕は電子工学が専門の若い氏が合格しなかったことに大きなショックを受け、僕もダメだなと思いました。
 僕の採点の番です。随分と長い時間待ったような気がします。しばらくして、やはりVEのリーダーが前方から歩いてきました。ほんの5~6歩のことですがその一歩一歩のゆっくりなこと。スローモーションの映像を観ている様な感じさえしました。僕の前に立ったVEはニコニコして「おめでとうございます!」と。そして皆さんが拍手をしてくれました。全く予期しなかったことでした。電子工学が専門の若い氏が合格をしなかったのに僕が?と思って、失礼ながら、うっかり「本当ですか」と訊いてしまいました。

 僕はすぐに妻に電話をしました。妻もにわかに信じられない風なでした。

 日付が変わって、今日は試験の翌日です。これを書きながらも僕自身はいまだに信じられないのです。30年も前にあきらめた資格を67歳にもなって予想も出来なかった方法で取得することが出たことに、時代の変化を感じています。


 すすき野も雪が無くなり、足元が軽そうです。

日々・その27 試験勉強中のDVD鑑賞2012/04/19 23:21

 僕は今回の試験勉強中に日本のTVドラマがDVD化されたのを2本観ました。「HERO(ヒーロー)」という2001年(平成13年)1月8日~3月19日に放送された連続テレビドラマです。木村拓哉と松たか子が出演しています。
http://youtubetvdoramadouga.blog111.fc2.com/blog-entry-115.html
 もう一本は「下町ロケット」という、やはり日本のTVドラマがDVD化されたのです。三上博史が町工場であるつくだ製作所社長。寺島しのぶが弁護士といった顔ぶれです。
http://www.wowow.co.jp/dramaw/rocket/

 僕の勉強は必ずしも楽しんで出来たわけではありませんでした。僕にとってはほぼ苦行と言っても良いくらいの気持ちの重いものでした。何しろ日本語であろうが英語であろうが専門の語句の意味が分からないのですから。たとえば「Which of the following causes opposition to the flow of alternating current in an inductor?インダクタ(誘導原)の中で交流電流に反発するものを発生させるのは、どれか?」をどっちの言語で読んでも僕には電子工学の基礎知識がありませんから理解できないのです。これらの問題が全体の3分の2ほどを占めています。残りはじっくり読めば見当がつくかなと思える法律関係の問題でした。

 根気良く問題と正解(4択の中から)を読み続けていると少しづつでも頭に残り始めることに気がつきました。電子工学の理屈を理解しようと思うと至難の技ですが問題と正解だけを記憶に留めることに時間を費やしました。1問を読み、回答を選ぶ作業の平均時間は約1分です。集中して1時間の勉強をしてもせいぜい60問と向き合えるだけです。初級と中級で850問ですから集中力と根気が必要でした。しかし、僕には2時間が限界でした。

 そこで、気分を変えるのにレンタルDVDとなったわけです。疲れない内容で勇気を与えてくれそうな作品を選んだ結果上記の2本となったのでした。僕は、普段は日本のTVドラマを観ることは滅多にありません。決まった曜日と時間にTVの前に座るということは得意ではないのです。で、今回はDVD化されたのを妻の勧めもあって観たのでした。

 「DVDを観る暇はないだろう。とっとこ問題に取り組め!」という声を幻聴のように聞きながらもこれらのDVDに励まされました。みなさんは気持ちが折れそうになったときにはどうなさっていますか。

日々・その28 KJ6VVN2012/04/21 20:53

  今日、アメリカのFCC(Federal Communications Commission米連邦通信委員会)のWEBに僕の名前とコールサインが掲載されました。これはアマチュア無線を運用をする際の無線局を識別する符号です。ちなみにNHK札幌はJOIKジェイ・オー・アイ・ケイが発給されています。ただ今回の僕は日本政府ではなくアメリカ政府の発給であるということです。
 僕の新しい、アメリカ生まれの名前は「KJ6VVN」といいます。始めまして、ですね。
 朝日の「あ」と同じ要領でやるとK for Kilowatt, J for Juliet, Number six, V for victor, V for victor, N for Novemberとなります。
 このコールサインは日本も同じですが申請順に機械的に決められます。今日WEBで見つけ、あ、いいコールサインだなと思いました。Vが2つで音として力があるような感じがします。

 中には自動車のナンバープレートのように特定の気に入ったアルファベットが含まれるコールサインを欲しいという方もいるようで、そのための制度もあります。ヴァニティー・コールサイン(Vanity callsign虚栄心,うぬぼれのコールサイン)といいます。日本にはありません。
 上級の免許保有者には短いのを選ぶ特権が与えられています。多分、しっかり勉強をして上級を取得して、技術や知識の向上を計って下さい、という趣旨のご褒美のような気がします。費用は15ドルくらいで機械的に発給されたのと交換が出来ます。人気の高いのもあって、複数の希望者がいる場合には抽選のようです。僕は・・当面はこのままでいいかなと思っています。僕の場合は上級免許ではありませんし、実際にこれを使ってアメリカら電波を出すことは無いだろうと思っています。

 アメリカの制度では、有効期限は10年間です。つまり、僕が77歳になる直前まで使えます。その後は、さあ、どうなるのでしょうか。こればかりは僕の脳の侵食状況によるので考えないようにします。あまり考えると侵食が進むような気がするのです。

弘前さくらまつり2012/04/30 22:56

 青森県弘前市に行ってきました。この季節に訪れるのははじめてのことです。
 前日乗ったタクシーの運転手の話では青森市内からの道路は相当に込み合うでしょうということでした。朝7時には朝食をとり8時に兄の運転する車で出かけました。幸いなことに道路はまだ混んでいずスイスイと弘前市内に入る事ができました。
 公園の目の前にある市役所の屋上が一般に開放されているということで早速市役所に。そこからは公園を一望に見渡すことができました。薄いピンク色に染まった幾つもの綿飴が空中にあたかも浮かんでいるように見えました。お勧めの見物場所です。

 追手門から公園内に入りました。目前には美しく咲き誇った桜の木木が満面の笑みで迎えてくれます。
 数年前に東京の上野公園の桜を一番の見ごろだと言う日に見たことがあります。そのときは桜の花はこんなにも美しいのかと感動しました。しかし、弘前城の桜はそれ以上だと断言できます。
 幸いなことに焼肉やジンギスカンの匂いに邪魔されることはなく、公園の美味しい、かすかな花の香りを含んだ空気を満喫できました。

 詳しい日程などは下記をご参照ください。
 http://www.jomon.ne.jp/~ja7bal/info.htm
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