新しい地下街2010/09/22 21:58

 「新しい地下街」は地下鉄大通り駅と札幌駅をつなぐことになります。写真は大通り駅から札幌駅の方面を見たところです。このように工事の進捗状態が分かるようになっています。来年の3月に開通する予定です。
 僕にとって幸いなのは、冬になっても足元を気にしないで、往復一万歩くらいは散歩が出来るようになることです。
 戸建に住んでいたときには、転倒しないように冬靴に滑り止めの金具をつけて用心深く散歩に出かけていました。僕は後縦靭帯骨化症という厄介なのを抱えているので医師から「転ぶな」と厳命されています。そんなことで、屋根のある狸小路まで4分くらいを我慢すれば、札幌駅まで足元も天気も気にせず歩くことが出来るようになります。

 雪国での住民の生活は傍から見るよりも大変なものです。札幌の場合、少なくても5ヶ月くらいは雪との「戦い」を強いられます。戸建に住んでいる人は玄関前や車庫前の除雪をしなければ一日が始まりません。天気予報が「明日は雪になるでしょう」と云えば、ぞっとします。
 それが大きな理由で、自堕落を決め込みたく、僕は3月からマンションに住み替えました。今度の冬からは雪がいくら降っても、窓から眺めてきれいだな、と思っていればいいのです。雪の降る街の灯を六階の仕事部屋から眺めるのが楽しみです!
  
 雪は経済的にも金食い虫です。個人の暖房費の支出もさることながら札幌市の資料を見ると雪対策の今年度の予算は147億円以上です。雪がなければ、社会福祉にもっとお金を使えるのにと思うのは僕だけではないと思います。
http://www.city.sapporo.jp/kensetsu/yuki/jigyou/budget.html
 北海道の人口は500万人を切り、減少傾向です。しかし、札幌市の人口は微増しています。年代によって様々な理由があると思いますが、高齢者が札幌に転居したいと思うのは医療機関の充実と合わせて除雪が比較的行き届いているからのような気がしています。
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