工藤艦長は『敵兵を救助する』と号令2014/06/04 19:35

 日本のシンドラーとも言われる 杉原千畝氏と同様、〇〇国人である前に一人の普遍的な人間であることを示した人物の記録です。 工藤艦長は『敵兵を救助する』と号令。マストに『救難活動中』を示す国際信号旗を掲げた。

 「イギリス海軍400名余を確認した『雷』の工藤少佐(当時)は敵潜水艦の有無を再三に渡って確認させ、その上で『敵兵を救助する』と号令。マストに『救難活動中』を示す国際信号旗を掲げた。工藤に対し、「艦長はいったい何を考えているのだ! 戦争中だぞ!」と批判の声も挙がった。英米による石油禁輸措置によって石油の乏しい日本にとって、発進・停止を繰り返す救助活動は、その後の戦闘を不可能にすることに繋がったのだ。」

 このドキュメンタリーでは「日本人の武士道精神」と表現していますが、それはあまりにも窮屈な視点だと思います。単純に、普遍的に人としてなすべきことした、人間性豊かな判断をした、で良いのではないかと、僕は思います。
「日本海軍駆逐艦『雷』艦長・工藤俊作の物語」
http://buzznews.asia/?p=29573
「日本のシンドラー 杉原千畝物語 六千人の命のビザ」
https://www.youtube.com/watch?v=6YoB-_oRw-U
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