新聞記事―野田佳彦氏が政治生命を2012/09/11 21:23

 朝日新聞夕刊2012年9月4日の文化面に「終わりと始まり=池澤夏樹=」というエッセイがあります。機会がありましたら全文をお読みいただければ一番良いのですが。後半にこんな文章があります。

「野田佳彦氏が政治生命を縣けると仰っても聞く側はしらけるばかり。あなたの政治生命はあなた一人の問題であって国の問題ではない。」

 ごくまれには代替がきかない人材というか、稀有な才能の持ち主がいるかもしれませんが僕のこれまでの人生では目撃をしたことがありません。大方の職業や地位において代替は可能のように思います。このことは池澤夏樹氏のお書きになっている通りで、僕は内閣総理大臣である野田氏に限ったことではなく、大手企業の社長さんから一般社員に至るまで同様だと思います。
 大坂忠がベテル英語センターを廃業しましたと言っても「それで?」という程度のコメントさえ無いであろうことは、この僕にも分かります。
それにもかかわらず、新聞報道からTVキャスターまで「私は政治生命を縣けて・・」というくだりを国民が食傷気味になっているのに繰り返し報道し続けています。
 「・・・あなた一人の問題であって国の問題ではない。」の正反対に、報道関係の識者には「国の問題」を語って欲しいと思う近頃です。

(念の為に・・僕は日本の内閣総理大臣が政局絡みでコロコロで変わるのは良いとは思っていません。)

 夕方、すすき野で買い物を済ませて外に出たらいきなりの土砂降り。まだ気温が高めなせいか慌てる通行人はあまりいませんでした。

コメント

_ nakky ― 2012/09/12 08:55

政治生命とか・・・責任とか・・・
不退転の決意とか・・・

コトバが上滑りしてますね・・・
もっともかの為政者が代表に選ばれたときの
「もうこれでノーサイドにしましょう」と言ったときから
はぁ?っていう予感はしていましたが・・・

_ 大坂忠 ― 2012/09/12 11:32

ドラマとして眺めるだけなら政局が政策よりもずっと面白い、と思うのですが・・。ドラマが終わったあと、前進する力が残っていない政治家ばかりのような気がしています。

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