日々・その42012/02/05 22:25

 「アサヒグラフ」のことを書いていて思い出したことがあります。イギリスの小型自動車を紹介する写真と記事でした。座敷に腹ばいになって夢中になって何度も繰り返して見て、難しい漢字は飛ばして記事も読みました。
 僕が10歳であった1955年ころのことです。2人とか3人乗りの、車の前面が開閉できる、風船を膨らましたような形をした前輪が2輪、後輪が1輪の3輪車でした。当時の青森市内で走っていたのはルノーやオースチンという小型輸入車でした。
 僕はその三輪車の写真を見ながら、将来はこんな車を運転してみたいナと思い、寝てもさめても自分が運転していることを夢に見ていました。

 その夢のような車にブライトンでお目にかかったときは、僕は本当に「ひゃー!」と思いました。あの夢の車が本当に街を走っているのを見た時は、僕は現実にイギリスまで来たんだ思い、深い感動を覚えました。

 僕はもしかしたらと思い、インターネットで検索をしてみました。便利な時代になったものです。下記のサイトに年式が1962年の写真が載っています。年式は僕がアサヒグラフで見たのより数年新しいのですが、まさにこれでした。
 改めて写真を見て、小学生の時の感動とブライトンで本物を見たときの嬉しかったことを思い出しています。

トロージャン 200
http://ichiba.geocities.jp/seiyaa_desk/torojan200.html


写真はすすき野の客引き
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