僕の45年間ー86 ― 2011/02/15 22:11
店頭にあったソレックスは手入れはされているようでしたが随分古いように見受けられました。僕は好奇心から値段を聞いてしまいました。そして、そんなに安いの、と思いながら、頭の中ではコペンハーゲンまでの電車賃でソレッスクの値段を割っていました。しかし、僕はデンマークの免許は持っていませんでしたから論外だと思いました。
翌週、ユースホステルでその話を誰かとした際に分かったことは、デンマークでは原付に免許は不要であるということでした。
僕は頭の中でソレックスの「経済効果」を改めて計算をし、季節の良くなったコペンハーゲンでバイクに乗ることの楽しさを加え、デンマークを出るときには売れるだろうと算段しました。
デンマークの主要な道路には車道と歩道の間に自転車道があり、原付は自転車道を走ればよいので日本に比べて安全でした。
毎週末、ソレックスに乗ってコペンハーゲンの街に繰り出しました。エンジンは49CCで2サイクルエンジンだったと思います。
タイヤは少々へっていましたが故障知らずで、それはそれは風を切って快適に走ってくれました。リュンビューからコペンハーゲンへの道は少し下り坂でしたから行きはヨイヨイでしたが、帰りはエンジンが悲鳴を上げそうになることもありました。そんなときには自転車と同じにペダルをこぎました。
金曜日の就業時間が終わるころ、先週分の給料が支払われました。僕は1000ドルの目標に向けて守銭奴のごとく節約をして貯まったお金を計算しました。
写真は前述のドヴォルザーク博物館の庭のベンチ。2004年12月

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