東京オリンピック2013/09/08 21:53

東京での二回目のオリンピックが決まりました。僕はどちらかというと「原発問題を抱えているのだから、それどころじゃないのでは?」という考えでした。しかし、決まりましたからプラグマティズムの信奉者としては、次はどんな活用の仕方があるのかと考えるのです。

今回のオリンピック招致演説で安倍晋三首相は、東京電力福島第1原発の汚染水漏れで政府の対策を説明、「状況はコントロールされている。私たちは決して東京にダメージを与えない」と安全を約束しました。
僕は「東京にダメージを与えない」ではなく海洋汚染問題をも含めて「世界に、地球にダメージを与えない」と踏み込んでいたらまともな政治家と見直されたのではないかと思いました。

それはさておいて、日本の首相が公式の場で日本の安全性を確保することを世界に約束しました。つまり、もしこの言葉が守られなかったら日本政府は世界で批判の的となります。つまり、嘘つきとレッテルを貼られ、外圧にさらされます。

常に言われているように日本は「外圧に弱い」のですから、原発被災者も関係自治体も、もし原発関連の問題解決がこれ以上遅々として進まないようなら外圧を多いに利用すべきだろうと、僕は考えます。
東京オリンピック開催まで七年という時間制限があります。政府は明日からもっと真剣に知恵を絞り出して、原発問題と取り組み、国際公約の実現を果たしてくれることを願っています。

写真は今夕のビル屋上にある観覧車「ノルベーサ」。

コメント

_ 戸田 ― 2013/09/09 16:46

大阪さん同感です福島が最優先だと思いますが時の総理が世界に見栄を切ったのですからとにかく速やかに実行してくれる事を期待します。景気が回復しなければすべでが絵空事になってしまいます。前回の東京オリンピック閉会式国立で見た記憶が甦ってきました。

_ 大坂忠 ― 2013/09/09 19:03

戸田さん、投稿を有難うございます。そうなんですね。総理は大見えを切ったんですよね。理由は「見え」で十分です。原発問題の処理が加速されることを願っています。

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