個展 頂いた感想-12009/10/14 10:27

たくさんの方が僕の作品を見た後、感想を書いてくださいました。また、直接、意見を聞かせて頂いた方も大勢おられました。それらの文章を読ませて頂いて、お話を思い出し、改めて思いました。
僕にとって個展をやることの一番大事なことは、見てくださる方の感想を頂くことだと。


写真の働きの一つに、それぞれの方がそれぞれの思いで写真を見て、ご自分の人生のどこかの引き出しを開けて、時間をたぐり寄せる作業を促す、ということがあろうかと思います。むろん、それは写真に限らずどのようなものでも同じだろうと思いますが。


今回は場所柄、外国からの旅行者もたくさん立ち寄ってくださいました。
最初のお客様はトルコのイスタンブールから来たご夫婦でした。少年が味噌玉を干す作業の写真を指して曰く「この中に僕がいるようだ。小さい頃はこうだったヨ」と。何がこうだったのかは判然としませんでしたが・・。
また、ニューヨークからの男性二人連れは「ここ、東京の真ん中で古い日本を見ることができるとは。今日はこれだけでいいような気がする。」といいながら会場を去ってゆきました。


改めて、僕の写真展にお越し頂いた皆様にお礼を申し上げます。
中には2度、3度と来てくださった方もいます。
2週間にわたり、本当にありがとうございました。

個展 頂いた感想-22009/10/14 11:07


個展 頂いた感想-32009/10/14 11:08


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個展 頂いた感想-52009/10/14 11:10


個展 頂いた感想-62009/10/14 11:11

妻、弘子はいつも東京から戻ると観たくなる映画があると言います。今朝も引き出しの中をごそごそとやっていました。そして、テレビに映し出された映像は「息子」という題名の作品でした。
監督は山田洋次。父親役は三國連太郎。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD26751/index.html


この感想を書いてくださった方の「父親」は青森出身。映画の親父は岩手県出身。同じ東北です。この方の父親はどんな方なのだろうと思ってしまいました。

個展 頂いた感想-72009/10/14 11:30


個展 頂いた感想-82009/10/14 11:31

念のため。
「下北半島の厳しい自然環境の中で相互に扶け合いながら生活を営み続ける現地住民の逞しさを良く把えています。しかも外来者に対して親しみ溢れる笑顔で対応する人間性は、物質的豊かさに慣れた都会の人々に強い反省を与えています。」

個展 頂いた感想-92009/10/14 11:33


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