しんぶん紅旗 2021.4.232021/04/30 12:53

しんぶん紅旗 2021.4.23 の見出しの一部です。

映画「Minamata (ミナマタ)」2021/04/30 10:07

2021年9月全国公開決定!
具体的な劇場や日程はまだ決まっていないようですが、是非、ご注目ください。

https://youtu.be/WP8CwvkKxc8

日本における“四大公害病”のひとつ、水俣病を世界に伝えた写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏が1975年に発表した写真集を基に、ジョニー・デップの製作、主演で映画化した「MINAMATA(原題)」が9月公開されることが決定した。
熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業排水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く水俣病。映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージンが、当時の妻アイリーンとともに水俣を訪れ1971年から1974年の3年間現地で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく日々がドラマチックに描かれる。

https://eiga.com/news/20210422/3/

今日、軒先に、詩を干してみました、と。2021/03/20 22:29

 萩原朔美氏は大学時代の友人です。数年前に新宿で個展を催したときに40年ぶりくらいで再会をしました。その彼のファイスブックに「3.11」にちなんで投稿がありました。
 
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 本題の「3.11」はちょっとわきに置いて、「今日、軒先に、詩を干してみました」に僕は感動したのです。氏は無論、詩を書きますがそれ以外に役者、演出家、写真家と実に多才なのです。ウイキペディアによると「日本の映像作家、演出家、エッセイスト。多摩美術大学名誉教授。前橋文学館館長」となっています。

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 「海という文字の中に」 和合亮一
                
ある母は 中学2年生だった息子に 手紙を書いた
あれから年月が経ったから 大きくなっただろう
君にどんな服を買ってあげたらいいのか
分からなくなってしまったよ

ある母は 結婚を控えていた娘に 宛てた
必ずあなたを見つけるからね 父さんは
潜水士の資格を取った この家に
連れて 帰るからね

東海第二原発 判決2021/03/19 10:18

僕は元福井地裁裁判長の樋口英明氏の判決文を思い出します。

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「個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるということができる。人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、我が国の法制下においてはこれを超える価値を他に見出すことはできない。」「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失である」
2014年5月21日
http://www.news-pj.net/diary/1001

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朝日新聞 2021.3.19 朝刊
 「日本原子力発電(原電)が再稼働を目指す東海第二原発(茨城県東海村)について、水戸地裁は18日、原電に差し止めを命じる判決を言い渡した。前田英子裁判長は、原発周辺自治体の避難計画について「整えられているというにはほど遠い状態で、防災体制はきわめて不十分だ」と述べた。」

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東京新聞WEB 2021年3月18日 18時46分
 「東海第二原発の運転を禁じる判決を言い渡した水戸地裁の前田英子裁判長(55)は、東京都出身で民事畑を長く歩むベテラン判事だ。」

同性婚禁止は違憲2021/03/17 23:40

「同性婚禁止は違憲」 札幌地裁が初判断 賠償請求は棄却
 
 同様の裁判が他の地域でも進んでいます。同性婚のことと合わせて、日本の司法制度の健全度を知るうえでも、注目をしたいと思っています。

 現在、同性婚および登録パートナーシップなど同性カップルの権利を保障する制度を持つ国・地域は世界中の約20%の国・地域に及んでいます。(2020年5月時点)http://emajapan.org/promssm/world

(多事奏論)高橋純子2021/03/10 17:34

 お時間がありましたら是非、お読みください。

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 森発言を「女性を傷つける発言」などと評しているのを見ると、私の心のホイッスルが鳴る。違う違う。傷つけられたとかじゃない。怒ってるんです、ふざけるなと。

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「山田氏は、若者向けのメッセージのなかで「飲み会をぜったいに断らない女としてやってきました」と語っていた。断らない人間、断らない官僚……

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言い方は様々あるなか、どうして「女」を選んだのだろう」

1「飲み会をぜったいに断らない⇒女としてやってきました」
2「飲み会をぜったいに断らない⇒人間としてやってきました」
3「飲み会をぜったいに断らない⇒官僚としてやってきました」

性差別発言2021/03/09 23:53

1位(1995票)⇒ 昨年9月、自民党の杉田水脈・衆院議員(比例中国ブロック)が党の非公開会合で述べた「女性はいくらでもうそをつける」という発言。

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2位(1216票)⇒ 今年2月、東京オリンピック・パラリンピック組織委の森喜朗・前会長が日本オリンピック委員会(JOC)の会合で述べた「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」などの発言。

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3位(794票)⇒ 白石正輝・東京都足立区議が昨年9月、区議会で述べた「あり得ないことだが、日本人が全部L(レズビアン)、G(ゲイ)になったら次の世代は一人も生まれない」「LだってGだって法律に守られているという話になったのでは、足立区は滅んでしまう」という発言。

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https://news.livedoor.com/article/detail/19814461/?fbclid=IwAR1QwIeGrCqdoVFQMmE7eNYSke_UeYbhNlJL392sBHTS3Gx_a9z7NBXbCB8

実に貧しい国2021/03/08 13:58

 僕はこれまで何度か「死ぬかもしれない」と思ったことがあります。
 一回目は、厳寒の2月のパリででした。安宿で風邪をこじらせて寝込んだ時です。高熱と下痢に苦しめられました。1週間、暖房の効かない、食料品もない3畳間くらいの部屋で、これでおしまいかと思いました。21歳でした。
 2回目、3回目は大きな病気をしての入院中にでした。「もうだめか」と思いながら懸命に眠気をこらえて、恐怖心と闘いました。

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 おこがましいと思いながらも、孤独死とはどんなものか、その悔しさを想像してみます。

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 614人、実際はその何倍もの人々だとろうと思うのですが、たった独りで、何時間も何日もを過ごしたのです。

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 僕には、実に貧しい国だなとしか思えないのです。

朝日新聞 <3・11 復興はいま>2021/03/06 13:18

素晴らしい写真だと思いました。
まだでしたらと思い、紹介をさせてください。

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 津波の被害を教訓として、沿岸部には巨大な防潮堤が整備された。岩手県釜石市にある釜石港の防潮堤は震災後、約2メートル高くなった。
 一方で少しでも景観に配慮しようと、5メートルおきに壁面の一部がくりぬかれ、「窓」がつくられている。港に面したホテルの従業員は「先が見えない防潮堤は圧迫感があるけれど、窓がついていると少しは違うかな」。
 早朝、防潮堤の窓から朝日が差し込む。その向こうに、船から雪を取り除く漁師たちの姿が見えた。(関田航)=おわり
防潮堤の窓から朝日が差し込んでいた=2021年2月18日午前6時38分、岩手県釜石市、関田航撮影
http://tsukubaway.com/column/professional/2997

医療従事者のストライキ権2021/03/04 22:02

 コロナ禍で多くの医療従事者の労働環境は過酷な状況になっています。TVでときどき報道されます。
 僕はそれを観ていて、ストライキをして改善を求めるべきだと思っています。
 労働環境が改善されなければ、患者を救うことは出来なくなります。また、最悪、医療従事者に過労死と言う悲劇が起こりえるのです。
 「頑張りましょう」は何の役にも立ちません。精神論で解決するようなことではないはずです。「頑張りましょう」の具体的な裏付けはストライキ権の行使しかないと思うのですが・・・。

http://irouren.or.jp/publication/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%BC%95%E3%81%8D%EF%BC%882018.02%EF%BC%89.pdf
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