ナチスが共産主義者を攻撃しはじめたとき ― 2020/10/18 20:32
下記のは今朝の朝日新聞の「日曜に想う」からです。
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反骨のジャーナリスト、故・むのたけじさんが戦時の苦い反省から絞り出した警句だ。
「はじめにおわりがある。抵抗するなら最初に抵抗せよ」。歴史に学べば、はじめの小さな芽の中に深刻な結末が内包されていることは多い。手遅れになる前に――と先達の言葉は教えてくれる。
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ドイツ人、マルティン・ニーメラー牧師のよく知られた言葉にも、むのさんの警句と響き合うものがある。
「〈ナチスが共産主義者を攻撃しはじめたとき、私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。次に社会民主主義者が投獄されたとき、私はやはり抗議しなかった。社会民主主義者ではなかったから。労働組合員が攻撃されたときも私は沈黙していた。そして彼らが私を攻撃したとき、私のために声を上げる人は一人もいなかった〉(一部略)」
今年は、コロナ禍や自分の入退院などがあって、昨年と同じように、デモに参加したり集会に出席をしたりできずにいます。残念至極です。
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