謹賀新年 ― 2017/01/03 09:58
今日は3日です。早くも2017年は3日も浪費をしたような気がします。大変に怠惰に過ごしている2日と12時間です。
ときどき亡くなった父の年齢を思うことがあります。父が72歳のとき僕は何歳だったのだろうかという類いのことです。
父は1914年、僕は1945年生まれです。歳の違いは31歳となります。
つまり父が72才のときに僕は41才であったということになります。
当時、定かではありませんが父はまだ現役であったように記憶しています。日本で一番小さい普通銀行かも知れないと云いながらも、地域経済への貢献については強い自負を持っていた銀行家でした。父は僕が生まれるころには運命の仕業か、すでに頭取を務めていました。日本で一番小さい普通銀行で、合わせて日本で一番若い普通銀行の頭取でもあったようです。
1986年、つまり僕が41歳であった年は、英語学校を始めてちょうど10年経っていて、多少は勢いを持ち始めたころです。
その頃になってようやく多少の自信を持って父と話せるようになっていたような気がします。しかし、話す機会はありませんでした。同居するなり同じ街に住んでいれば別だったかもしれません。
かといって、時折の帰省時にも、父も僕も口数の多い方ではありませんから父の若いころのことを聞き出すなどはしませんでした。
僕が聞きたいと思うことは・・母と出会う前に勉強のこととか仕事のことにどんな夢や希望を持っていたのか、なのです。銀行家になったのは父の本意ではなかったと思われるふしがあるからなおさら興味が湧いてきます。
父は20年前、82歳か83歳で亡くなりました。さて、と思います。その年まで僕は生きるだろうか、自分は何を最後したいのだろうかなど。
取り留めのないことを書きています。これは老害かもしれません。
改めて、今年もどうぞ宜しくお願い致します。
写真は12月25日のあるホテルの前で中国からの旅行者。若い人たちにはたくさん旅をして、多くを学んでほしいなあ、と思います。
最近のコメント