雪の降る街―232012/01/03 00:14

 僕が中学1年になったとき、生徒会の委員に立候補したいという成田欣一君という同級生がいました。出身小学校は同じでなはなかったのですが、何故か1年生のときから親しくなっていました。その彼に応援演説をしてくれと頼まれました。僕は引き受けたものの何の話をしたら良いのか見当も付きませんでした。その夜、夕食の後、父にそのことを話したら知恵を貸してくれました。演説の出だしを教えてくれたのです。それは「いよいよ人工衛星の時代がやってきます。そのような時代にふさわしい生徒会委員は成田欣一君なのです」でした。
 僕はなるほど、さすが父さんだなと思いながら、その続きをノートに書き完成をさせました。
 翌日の昼休み時間に、廊下で椅子に立って僕は成田君の紹介と応援演説をやりました。「人工衛星の時代がやってきます」という表現は奇抜で受けが大変良かったのでした。

 僕は本当に人工衛星が飛んだら何が起こるのかは理解をしていませんでした。父も多分あまり知らなかったろうと思います。1958年頃のことです。
 WEBで調べてみるとアメリカは1955年に1958年の春までに人工衛星を打ち上げると発表しています。それ以来、たくさんの人工衛星が打ち上げられています。大なり小なり我々の生活に役立っているのだろうと思います。
 今の時代に「人工衛星」ということば自体が珍しいことではありません。しかし、当時は夢のような、雲をつかむような話しでした。

 僕が認知症にならず平均余命を生き抜いたとして、今でこそ「夢」と言われていることがいくつくらい実現するのでしょうか。

写真は今日の狸小路。

コメント

_ nakky ― 2012/01/03 11:13

あけましておめでとうございます。

人工衛星ですか・・・ワタクシは「アポロ世代」と言えるかも知れません(笑)

ことしもよろしくお願いいたします。

_ 大坂忠 ― 2012/01/03 15:41

おめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

正月は休息になりましたでしょうか。
僕はいつものように遊び呆けていますが・・。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://tadashi.asablo.jp/blog/2012/01/03/6275497/tb

Free Access Counter Templates