個展決定 ― 2009/04/11 18:50
http://www.pentax.jp/forum/entry.html
個展を開きたく3月に申請をしていたのですがその結果でした。審査通過、つまり、「合格」したという電話でした。ちょうど昼時で口をモグモグさせながら話しました。最初は誰からの電話かぴんと来なくて対応するのに頭もモグモグ状態でした。
2009年2月にキャノン梅田で「玉撞き屋の千代さん」の個展をやりました。
http://cweb.canon.jp/gallery/postcard/2009/0219-2.html
そのときの「合格」の連絡は手紙でした。どきどきしながら開封しました。今回はいきなり電話でしたから、どきどきよりもモグモグでした。
ペンタックスのWEBでの案内は4月末までに結果を連絡すると書いてあったのです。昨晩は寝ながら、結果はいつごろかなと思っていたところでした。
「下北半島にて」は僕にとって大変重要な作品です。しかし、撮り終えてから44年間、この年になるまで本当に発表ができるとは思ってみませんでした。
日程は後日連絡があるということです。その際には改めてここで報告をさせていただきます。
今日は実に、実にいい日です。
写真の額装 ― 2009/04/15 16:41
お店の名前は「ラボ・フューズ」といいます。
札幌市中央区南1条西22丁目2-15 シーズンビル3F
Tel&Fax 011-613-0330
SHOP/木曜〜日曜日 11:00〜20:00
http://www.labofyus.com/index.html
個展が決まったことを改めて報告し、レンタルフレームの価格やフレームの種類についてお話を聞かせてもらいました。
「玉撞き屋の千代さん」はすべてA3ノビの特製の木のパネルでやりましたが、今回はマットを使った額装にしようかと思っています。
「ラボ・フューズ」には、額縁を古典技法でつくる方がいらっしゃいます。店舗のデザインや住宅設計もなさる方で、額縁をどのような環境に飾るのかを重視して、客と一緒に考えてくださいます。無論、額縁を製作する職人さんでもありますから、さまざまなアイデアを提案してくださいます。
お店にはもうひと方、女性の方が居られます。グラフィックデザイン専門だそうです。前回は写真を展示する際の順序を考えてくださいました。自分ひとりで考えていると堂々巡りばかりをしてなかなか決まりませんから、僕のような初心者にはこの上ない助っ人です。また、実際の会場の縮尺模型と同様に縮尺した写真を製作して臨場感のある展示会場の模型を作ってくださいました。
初めてそれを拝見したときには、これが僕の個展か」と感動しました。
キャノンギャラリー梅田で展示作業をする際には、合わせて作っていただいた展示指示図面を担当者に見せるだけで、手間のかからない作業となりました。
ことごと左様に、至れり尽くせりのことをしてくださるお店です。
ご注意願いたいのは、札幌店の営業は木、金、土、日であるという点です。他の曜日には旭川の工房で額縁の製作に専念しておられるようです。
絵画に限らず、写真も額装するとしないでは作品の見栄えが大いに違います。僕のような者の写真でも額装すると信じられないくらい良く見えるようになるのが額装のマジックです。本当にこれが自分の作品か、と思ってしまいます。
ペンタックスからは日程の連絡がまだ来ていません。
ゆっくりラボ・フューズのお二人に相談しながら、展示の仕方を考えて見ようと思っています。
玉撞き屋の千代さん ― 2009/04/19 20:44
これは僕にとってはじめての個展でした。恐る恐るキャノンに作品を送りました。拙作なので審査を通過することはないだろうとは思いながら、しかし、個展ができたら楽しいだろうな、これからの作品作りに弾みがつくだろうな、と勝手に夢想してひと月待ちました。結果は審査通過の手紙を頂き、個展が実現といういうことで妻と一緒に大喜びをしました。
千代さんは93歳の現在も現役で玉を撞いています。千代さんに比べたら64歳の僕は若輩者です。写真の経験や実績もない僕に写真を撮らせてくださった千代さんをはじめ、ご家族の皆さんも快く協力をしてくれました。本当に感謝しています。
千代さんの経営しているビリヤードのお店は「保名倶楽部(やすなクラブ)」といい、大阪の阿倍野にあります。
http://yasunaclub.web.fc2.com/
その保名倶楽部で4月26日から29日まで、再度、僕の写真展をやります。今回はキャノンギャラリー梅田まで足を運ぶことができなかった保名倶楽部の近所の皆さんに見て頂こうと思っています。
僕も期間中は会場にいます。
お時間がある方はぜひお出かけください。お待ちしています。
最近のコメント