おまえはね・・2018/12/14 10:55

 僕のこれまでの人生で決して使ってこなかった言葉に「おまえ」があります。多分、認知症になったらわかりませんが、死ぬまで使いたくない表現です。
 特に気になるのが男が女にの場合ですが、他に親が子に、上司が部下に等々があります。
 妻が夫に対して「おまえはね・・」とか店員が客に「おまえの・・」と表現はしないだろうと思います。

 TVの刑事ドラマでは必ずと言っていいほど「おまえ、何考えているんだ!おまえが考えるほどこのヤマは甘くはねえぞ!」というたぐいのセリフが出てきます。
 あるいは、高名な映画監督である山田洋二の「家族はつらいよ」の中でも頻繁に使われています。
 
 英語の映画の字幕でもYouは多くの場合、「おまえ」と翻訳されています。
 むろん、親愛の情をこめて「おまえ」が使われることもありますが、他に表現のしようがないから使われるのだろうと思います。

 僕には、おおざっぱに言えば封建社会の象徴のような気さえします。皆さんはどのように思いますか。

(コメントを書いていただく場合には恐縮ですが「僕の名前は」の欄に「大坂忠」と記入してください。)

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