ご無沙汰しています。2018/11/11 15:46

長いこと書かないでいました。
失礼をしています。
僕は元気でいます。

札幌は、晩秋というか、冬将軍が近くまで来ているというか、めっきり寒くなりました。拙宅のマンションの集中暖房はすでに先月半ばから稼働しています。どちらのお宅も冬への準備に余念がないことと思います。

10月下旬には久しぶりに実家の青森へ出かけました。父の22年祭でした。実家は神道なので法要ではなく「祭り」といういうようです。
あれから22年も経ったんだ、と改めて思い、自分が51歳であった頃のことを思い出していました。

僕は両親と一緒の生活が中2年までしかありませんでした。そのせいか、父のことは夏休みや冬休みに帰省した折の断片的なことしか知りません。僕が5年余りヨーロッパにいて、その後帰国して札幌に住んでいるので僕自身が大人になってからの父の様子もやはり、断片的です。そして、時折、父が今の僕の歳の時は、僕は何歳で何をしていたのだろうかと考えることがあります。

さて、父が73歳の時に僕は42歳でした。
英語会話学校をはじめて8年目で、駅前通りの北1条へ移転をして間もなくの頃でした。札幌駅前の始終ソバたれの匂いがしていたソバ屋の3階から本格的なエレベーターのあるオフィスビルへということで、気分は高ぶっていました。それまでの教室は1つでしたが移転とともに3教室になり、職員も増えました。そして、支出も何倍にもなりました。怖いもの知らずという年齢だったような気がします。

写真は青森の三内霊園の桜の切り株です。
三内霊園は桜の名所で、丸山遺跡の近くです。
この桜は何年の命だったかと年輪を数えてみましたが途中であきらめました。
父は運命のいたずらで銀行家でしたが、本来は林学を勉強したひとでした。小さい頃は庭の樹木の手入をやらされました。そして、切り株を指さして「この木は忠よりも年が上だヨ」と言っていました。
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