消極的平和2018/09/19 20:22

  ときどき、ナットク、うまいな~と思える作品に遭遇します。今日はその1つを「朝日川柳 西木空人選 2018年9月19日」から。

★消極的平和であってなぜ悪い(千葉県 安延春彦)

       陸自、シナイ半島多国籍軍派遣検討。

 朝日新聞では下記のように報道しています(2018年9月18日)。

 「政府が、エジプト東部のシナイ半島でイスラエル、エジプト両軍の活動を監視している多国籍監視軍(MFO)に陸上自衛隊員2人の派遣を検討していることが分かった。2015年に成立した安全保障関連法によって付与された海外活動の新任務で、派遣が決まれば初適用となる」

 「安倍政権の積極的平和主義のもと、年内に関係省庁の現地視察団を派遣して、治安情勢を確認したうえで最終的に派遣の可否を決める方針だ」 

 安倍政権は多国籍監視軍に自衛隊員2人の派遣をしたいと考えているようですが、言い換えると「日本も戦争ができます」と世界に対して積極的に売り込みたいようです。
 僕は、自衛官の命を売り込むのはきわめて「消極的」であるべきだと思います。自衛隊員は安倍政権の「積極的平和主義」などというまやかしのセールストークに惑わされないようにしてほしいと思っています。

 *消極的の意味
  「あることを受容しない、賛成しないこと」

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