首相の品性 ― 2018/09/15 10:48
著者は高名な新聞記者ボブ・ウッドワード(ワシントンポスト紙編集主幹)です。
ほかにも出版されているようです。ジャーナリストのマイケル・ウルフ著『炎と怒り(原作タイトル:Fire and Fury)』、元大統領補佐官オマロサ・マニゴールト著『Unhinged(錯乱状態)』などです。
「天声人語」の冒頭にある下記の2つの言葉が気になります。当たり前ですが、自分に向かってI'm a moron.とかI'm an idiot.というのは良しとしても他者に向かって言うのは話者の品性が問われると思います。
a moron 脳たりん、能なし、ばか(名詞)
an idiot ばか、あほ、間抜け、雑魚(名詞)
ホワイトハウスやその周辺において、トランプ大統領の口からこれらの言葉が出てくることは意外なことではありません。問題はそのことを一流の新聞記者が書きざるを得なかったということではないかと思います。
さて、我が国の首相は官邸でどんな言葉を発しているのか気になります。僕が国会中継を観ている範囲で想像するに、部下-----自分以外は皆がそうなのでしょうが-----には、何かと怒鳴り散らしているのではないかと思っています。その結果、部下は「忖度」を強いられ、人事異動をさせられ、等々ではないかと思っています。
今日の題は「~の品性」ですが「~の貧相さ」の方がいいのかもしれません。
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