「小さな抵抗」2018/05/31 11:20

 閲覧して下さっている方々に於かれましてはお変わりなくお元気のことと思っています。

 長い事ご無沙汰しています。銀座の展から戻り、あれやこれやの検診や拙宅のあるマンションの理事会の仕事に忙殺されています。
 札幌もようやく春らしくなってきました。妻は、今日こそはと用心のために仕舞わないでいた冬物の衣類の片付けをしてくれています。

朝日新聞(天声人語)「小さな抵抗」2018年5月31日

 日大アメフト部の問題がTVのワイドショーで盛んに話題になっています。
僕は卒業はしていませんが50数年前には在籍していたので大変残念に思っています。

『ア・フュー・グッドメン』(A Few Good Men)は、1992年に公開されたアメリカ映画です。僕はこの映画の根底に流れている主題のことを考えていました。
ある軍曹が部下に死に至らせる制裁を加えます。それを軍事法廷で証言し、上官である中尉の命令に忠実に従っただけ、と証言します。
法廷では軍人である前に人間であり、自ら考え善悪を判断するべきであるということが議論されます。
https://youtu.be/4cwtgQUNuy8

 期せずして今朝の朝日新聞「天声人語」に同様のことが書かれています。
『度胸をつけるため中国兵を突き刺せという国際法無視の命令である。「おどおどして分隊長に恥をかかせたりしない様にな」と言われ、みなが従う。しかしキリスト者の渡部さんは拒み、私刑の痛みに耐える日々が始まった』

 こちらは映画ではありません。渡部良三さんという、当時の一兵卒の実体験を元に綴られた「小さな抵抗(岩波現代文庫)」という歌集に書かれていることのようです。
僕はあいにくこの歌集を知りませんでした。これから図書館で探そうと思っています。
http://rekishi.blog41.fc2.com/blog-entry-152.html

 僕たちには肩書きやら立場、男か女か、金力があるかないか、人種、年齢などさまざまな差別を振り回す口実があります。しかし、やはり、まずはじめに人間として考え、行動することが最優先であることを「ア・フュー・グッドメン」も「小さな抵抗」も教えていると思います。

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