個展8日目 ― 2018/02/02 21:10
僕の「195億円の雪・さっぽろ」の展示会はだんだん終わりに近づいています。
昨日はKさんが来てくれました。Kさんとは2009年の「下北半島」の展以来の知り合いで、以来、僕の展は必ず見てくれます。印象に残っているのは「この下北の写真を下北で見てみたい」とおっしゃったことです。僕はなるほどと直感的に納得をしました。
その後、数ケ月経ってもそのことが気になっていました。そこで、僕はむつ市の市長宛に手紙を書きました。自己紹介とともに1966年に撮影された下北半島の写真の展をやりたいが無償で使える会場はありませんか、虫のいいという内容でした。
2~3日が経った頃、図書館長と名乗る方からお電話をいただきました。市長からの指示で、図書館の展示場を無料で使ってほしいというお話でした。
僕はKさんに即連絡をし、日程を伝えました。Kさんは大喜びでした。多分、僕くよりも喜んでくれたと思います。
そして、むつ市の会場に現れたKさんは「新宿で見るのとは臨場感がちがいますね」とおっしゃいました。
Kさんはそんな方なのです。
肝心の今回の写真については何の感想もおっしゃいませんでした。しかし、2~3点の写真をお持ち帰りくださいましたから、そのうちに、いつもの哲学的解釈の文章が届くのでしょうと期待をしながら待つことにします。
1日の入場者数は194名でした。
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