天井の記憶 ― 2017/11/10 17:11
昼休みなどにはドッジボールをやっているのが見えていました。そして、悔しい思いをしたものです。
先日、数か月ぶりに行事があって実家に帰えりました。そして、いつものように、当時とあまり変わらないこの座敷に坐って、天井をながめました。
家は昭和初期に建てられたようです。今は兄が東京から移り住んで家の保守をやっています。
この天井を、小学生の僕が熱を出しながらじーっとみて、その自然の模様からいろいろなことを想像して、そして、ウトウトとします。しばらくして目が覚めると決まって汗がいっぱい出ていました。熱のせいもあったかもしれませんが、大方は天井の模様のせいでした。夜になると昼間の夢のことを思い出し、尾ひれを自分でつけて、なお怖くなった記憶があります。
冬の暖房は大きめの火鉢だけでした。大きめの鉄瓶から湯気が上がっていました。
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