モノクロ写真-22017/07/17 09:34

 シャッターを押せば間違いなくきれいな写真が撮れるという、フィルムカメラとは違う「精神状況」を作り出しているのがデジタルカメラではないかと思います。
 フィルムの現像が終わってネガをみて「ああ、撮れている」と肩から力が抜けてゆく、あの安堵感、あるいは、露出を間違ったりピントが外れていたりしていて、傑作への期待が破壊されてゆく、あの悔しさ、といったものはそれなりに貴重な経験であったと思います。
 以前にも書いたことがあることですが、大学生のときに週刊文春の暗室でアルバイトをやっていた時のことです。
 取材から帰社したカメラマンから「現像しておいて」と渡された数本のフィルムに何も写っていなかったときの、心臓が破裂しそうだった経験というのは、50年たった今になっても忘れることはありません。

 写真は2006年に神戸のホテルで撮りました。僕はこの写真を観る度に、父の書斎で、分からない漢字を飛ばしながら本を読んでいたことを思い出します。

コメント

_ ぷろこるはるむ ― 2017/07/17 23:02

六甲山ホテル…でしょうか?
札幌は何故か猛暑日が続いていますね。
ご自愛ください。

_ 大坂忠 ― 2017/07/17 23:50

ぷろこるはるむさん、こんばんは。
ホテルモントレ神戸 です。三宮ですね。快適なホテルであったと記憶しています。

今日は幸い昨日程の暑さではなく過ごしやすかったです。それにしても・・、加齢とともに暑さ寒さに鈍感になっています(笑)
今週は久しぶりにJRP札幌支部の会合があります。来年3月の合同展の話になると思っています。僕はペンタックスの展もあるので早めに準備しなければならないと思っています。これも加齢とともに、あっという間にその時が来そうです。さて、作品は何にしましょうか。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
僕の名前は。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://tadashi.asablo.jp/blog/2017/07/17/8622223/tb

Free Access Counter Templates