どうしたの?上野千鶴子は。 ― 2017/02/13 22:01
中日新聞2017年2月11日
平等に貧しくなろう
社会学者・東京大名誉教授 上野千鶴子氏
氏は下記のように語っています。
1、「平等に貧しくなろう」
2、人口増えない
3、移民は無理
4、日本は人口減少と衰退を受け入れるべき
5、平和に衰退していく社会のモデルになればいい
これらの文言はずいぶんと悲観的というか否定的だなと思いました。言い換えれば日本の現状を把握しただけとも言えます。
社会学専攻でもない僕でも大なり小なり認識しています。
そう思っていて望月優大(もちづきひろき)氏のコメントを読みました。厳密には分かりませんが望月氏もまた上野氏と同じような分野を歩んでいる方のように思われます。望月氏は下記のように書いています。
http://hirokimochizuki.hatenablog.com/entry/ueno.chizuko
「もしまだ知識人の役割というものがあるとすれば、そんな冷ややかな目線を軽く跳ね返し、現実的な社会状況とも正しく折り合いをつけながら、理想に近い道がどこにあるかを探り続けることではないかと私は思います。
移民を受け入れることが難しい。ならばどこをどう変えたらその難しさを緩和できるか。社会民主政党が存在せず国家の再分配機能を強化することが難しい。ならばどこをどう変えたらその難しさを緩和できるか。これらの問いに向き合い続けなければ、上野氏と似たような結論から抜け出すことはできません。自分は考え続けるつもりです。」
僕は望月氏の意見に賛成です。
若い時から自分が理想と思える勉強の効果は上がらずともそれに近づく努力はしてきました。社会人になっても同じ事です。落胆の連続であっても理想に近づけるように様々な努力をしてきました。
しかし、上野氏流にいえば、理想はあきらめろ、将来への希望は持つな、努力は無駄だとということになります。
上野氏はシールズの若い学生らと一緒に理想を掲げ、アベ政権と闘っていると思っていましたが幻想だったのでしょうか。
下記はツイッターのサイトです。お時間があるようでしたらご覧になってみてください。
https://togetter.com/li/1080097
新聞記事の写真はここで入手しました。
最近のコメント