澤田教一 青森県立美術館2016/11/02 10:28

 1年ぶりに実家のある青森市へ行ってきました。

 下記の写真展は一見の価値ありです。
遠い方もお近くの方も、写真好きな方もそうでない方も、お勧めです。
沢田氏の遺作は戦争のむごさ、無意味さを赤裸々に示しています。

余談ですが会場の青森県立美術館は四季を通じて素晴らしい環境の中に立地しています。いつかここで展をやりりたいと思っていますが・・。

青森県立美術館開館10周年記念
「生誕80周年 澤田教一:故郷と戦場」

詳細は下記をご覧ください。
http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/89/


 1936(昭和11)年に青森市に生まれた澤田教一は、1965年、戦火の絶えないインドシナ半島に赴き、カメラマンとして活躍しました。ベトナム戦争が拡大の一途にあった時期、激戦地での撮影を続けた澤田は、34歳で銃弾に倒れるまでの約5年間に、数々の傑作を世に出し、報道写真界の頂点に上りつめます。ピュリツァー賞受賞作に含まれる《安全への逃避》(1965年)では、戦闘で故郷を追われながら、必死に生き抜こうとするベトナムの人々の姿を捉え、世界中に戦争の過酷な現実を突きつけました。

 当館は、澤田教一夫人の澤田サタ氏から、2014年度より、フィルムや電送写真原稿など、多くの資料を寄託されました。この展覧会では、それらの調査に基づき、未発表のカットを含む写真や資料300点余りを展示いたします。写真に写し出された故郷と戦場、そこに交錯する生と死を通じて、澤田教一が身を賭して追いかけたものにせまります。

●会期:2016年10月8日(土)-12月11日(日)
●休館日:10月11日(火)、24日(月)、11月14日(月)、28日(月)
●開館時間:9:30-17:00(入館は16:30まで)

1966年
《安全への逃避》を含む一連のベトナム 戦争の写真で ピュリツァー賞を受賞。

1970年
10月、カンボジア取材中、プノンペン近郊で銃殺され、34歳で死亡。
カンボジアを取材した一連の写真により、 死後、1971年のロバート・キャパ賞を受賞。

ニューヨーク州知事アンドリュー・マーク・クオモ2016/11/15 20:06

マイノリティへの攻撃が激しくなる中でニューヨーク州知事アンドリュー・マーク・クオモ(Andrew Mark Cuomo)が下記の発表をしました。(訳文は大坂忠です)

原文 (Facebook)
https://www.facebook.com/andrewcuomo/posts/10154295850033401

我がニューヨーク州には、この国の先進性を担ってきた誇るべき伝統があります。今日ほど、そのことが重要な意味を持つときはありません。
ニューヨーカーであるわれわれは選挙運動のなかでドナルド・トランプが唱えたものとは根本的に異なる哲学を持っていることを誇りに思います。
ここではっきりとさせましょう。是非知っておいてください。あなたが攻撃されていると感じたら、『自由の女神』を戴く港を持つわがニューヨーク州があなたの隠れ家であるということを。
あなたがゲイであるとかそうでないとか、イスラム教徒であるとかキリスト教徒であるとか、或いは、富める者であるとか貧しい者であるとか、黒人か白人か或いは褐色系かにかに関係なく、我がニューヨーク州はあらゆる人びとに敬意を表し、受け容れます。
これは、我々の信条と我々が何者であるかを示す最重要なことなのです。我々はただ口先だけでそれを主張しているのではありません。我が州法にその精神は反映されています。国家が何をしようとも我々はこの原則を支持し続けます。
連邦政府が移民を迫害するような行為を我が州内において行うことは許しません。
ニューヨーク州は、移民の州なのです。
我々は、最低賃金を15ドルに押し上げた州です。
我々は、家族休暇制を導入した州です。
我々は、平等な結婚を認めた州です。
我々は、ニューヨークそのものなのです。我々は、あなたの味方です。
そして我々は、そのためには決して妥協をしません。
安心して下さい。

Andrew Cuomo
11月13日
The state of New York has a proud legacy as the progressive capital of the nation, and that is more important today than ever before.

As New Yorkers, we have fundamentally different philosophies than what Donald Trump laid out in his campaign.

So let me be absolutely clear: If anyone feels that they are under attack, I want them to know that the state of New York – the state that has the Statue of Liberty in its harbor – is their refuge.

Whether you are gay or straight, Muslim or Christian, rich or poor, black or white or brown, we respect all people in the state of New York.

It's the very core of what we believe and who we are. But it's not just what we say, we passed laws that reflect it, and we will continue to do so, no matter what happens nationally. We won’t allow a federal government that attacks immigrants to do so in our state.

We are a state of immigrants.

We are the state that raised the minimum wage to $15.

We are the state that passed Paid Family Leave.

We are the state that passed marriage equality.

We are New York, and we will stand up for you. And on that, I will never compromise.

Count on it.

がんの新治療法 小林久隆医師2016/11/16 16:23

 腎がんを経験し、将来的に膵がんにかかる可能性もある僕にとっては大きな朗報です。

 『人体に無害な近赤外線を照射してがん細胞を消滅させる新しい治療法の開発が、世界の注目を集めている。「近赤外光線免疫治療法」と言い、米国立がん研究所(NCI:National Cancer Institute)の小林久隆・主任研究員が開発した。がん患者を対象にする臨床試験も順調に進み、2~3年後の実用化を目指している。皮膚がんのような身体の表面に近いものだけでなく、食道がん、膀胱がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、腎臓がんなど、全身のがんの8~9割はこの治療法でカバーできると思います。』とあります。詳しくは医師名で検索をなさってみてください。

小林久隆
米国立がん研究所(NCI)主任研究員
1961年西宮市生まれ。1987年京都大学医学部卒。1995年同大学院修了し医学博士修得。1995年よりNIH臨床センターフェロー。2001年よりNCI/NIHシニアフェロー。2004年よりNCI分子イメージングプログラムで主任研究員として、基礎研究開発部門を主導。専門は、がんの新しい画像診断方法とがん細胞の超特異的治療(近赤外光線免疫療法)の開発。
https://www.cancerit.jp/38789.html
http://mainichi.jp/articles/20160818/ddm/002/040/056000c
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