2016年4月20日2016/04/20 09:18

 2016年4月20日の東京新聞の「本音のコラム」斎藤美奈子氏の「止めない理由」。
・やっと再稼働にこぎ着けたのに、そう簡単に止められるかという意地
・ここで止めたら二度と再稼働できなくなるという不安
・危機を乗り切れば日本の原発の安全性が立証できるという期待
・停止を求める声に屈したら負けだというメンツ...

 僕の周辺では「熊本大地震」と「北海道5区補選」「脱原発運動」が渦巻いています。僕はどちらにも直接的な関わりを持ってはいません。しかし、結構忙しいのです。「熊本大地震」は、現政権が川内原発を一時的にせよ停止をしようとしないので「脱原発運動」と、「北海道5区補選」は、原発問題一つにしても独裁的な匂いが強くなっている現与党(自民・公明党)に国政を任せることはできないと思っているので「脱原発運動」が、という具合でそれぞれが絡み合っています。

 そんな状況下、妻の弘子さんと僕は右往左往しているのです。「枯れ木も山のにぎわい」程度だとは重々分かってはいるのですが、座視はできないという思いがあります。
 僕たちの行動の多くは「アベやめろー!」と叫ぶデモに参加することや、憲法の講演会、脱原発の映画上映会に参加することなどで限界はあります。
 もう一つ、PCの画面を見ながらファイスブック(FB)を丹念に読み、投稿をすることもやっています。

 これらをやっているだけで時間はどんどん過ぎ、あっという間に71歳になってしまいました。今日は僕の誕生日です。これから先の長くはない人生です。「メンツ」と「自己保身」を糧には生きたくないと思っています。弘子さんにも謝るべきは謝り、感謝の気持ちも言葉で言える最終章にしたいと思っています。
 TVでは熊本大地震の報道が続いています。

コメント

_ ぷるこるはるむ ― 2016/04/20 23:23

お誕生日おめでとうございます。
バードランドラッセルはもちろん写真でしか知りませんが、晩年も非常に厳しい眼差しで世の中を見つめておりました。あの鋭い眼光には怒りがこもっていたのですね。
理不尽なことに怒ることをやめた時、人間は老いるのかも知れませんね。
血圧が上がりすぎない程度に(笑)

_ 大坂忠 ― 2016/04/21 01:52

ぷるこるはるむさん、僕は血圧は比較的安定しているんですがね〜。血糖値が上がり気味で薬をやめられません(笑) 閑話休題。
暖かくなっていい時季になって来たなと思ってはいるのですが、同時に月日がそれだけ過ぎたということですよね。次の作品のテーマも定まらないまま、もう僕の誕生日。嗚呼、どうしましょう。

_ 彬 風 ― 2016/04/21 03:00

そういえば、4月生まれでしたね。
私は70歳にあと半年を切りまして・・・ 着かず離れず・・・
また現状との関わり方も大坂さんとほぼ 「同じく」 ですね。
3.11 時の体験から現状は、熊本地震被災支援に軸足は少し動いていますが・・・ 私も日々、色々な記事を読み F/B などへ振り分けたりで一日が過ぎてしまいます。
とにかく、 アベ内閣ほど ”極悪非道” な政権、記憶に無く
これを何とか退場させなければと、「本気度」 が漸増しております。とは言え、若い頃の様に動き回るのは難しいのでありますが (苦笑)

_ 大坂忠 ― 2016/04/21 09:49

彬 風さん、動き回るには確かに限界がありますね。まあ、口八丁、手八丁で。口は「アベやめろー!」。手はコンピュータの操作。というところでしょうか。
しかし、(自分の事ですが)うっかりすると日常の思考が理詰め、批判的になりがちです。ゆったりした気分で文章を書いたり読んだり、写真を撮ったり眺めたりという時間を失っています。そして、時間がどんどん過ぎ去ってゆきます。悲しいです。

ゆったりした時間・・想い出しました。銀座の兜屋画廊で村上肥出夫氏の作品に囲まれていた、あの静寂な時間を。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://tadashi.asablo.jp/blog/2016/04/20/8074497/tb

Free Access Counter Templates