転移なし2015/10/13 20:03

 丁度12年前の今頃でした。妻がテレビで観たPET(人間ドッグ)を受けてみないかと言いました。僕は58歳でした。
 当時、札幌の民間病院がPETの機械を導入したというのがニュースでした。僕は妻の説明を受けて「じゃ、二人で受けようよ」となったのでした。僕はガンなんて言うのには縁がないと勝手に決め込んでいましたから何の不安もなく予約をしました。
 検診はほぼ丸一日かかりました。

 結果は意に反して左の腎臓に4センチ未満のガンが見つかったのです。
なかなか単刀直入に説明をしようとしない医師に僕はイラッとしながら自分で言いました。「つまり、ガンは見つかったということですね」と。

 以来、毎年今頃、PETを受けた病院ではなく、手術を受けた北大病院の泌尿器科でもろもろの検査を受けています。今日はその12年目でした。
朝9時半から採血、肺のレントゲン写真とつづき、医師との面談は12時頃になりました。
 北大病院には大勢の医師がいますから毎回、異なった医師に検査結果を聞くことになります。今日の医師は年齢から判断して泌尿器科の講師くらいかなと思いました。
 昨年のレントゲンと比較しながら「きれいです。全く変化がありません。もう定期検診は不要じゃないでしょうか」と言いました。僕は一瞬考えて「来年もお願いします」と言いました。というわけでまた一つ、2016年の予定が決まりました。

 妻ともども、神様に感謝する今日でした。
 
 写真は僕の肺の写真です(笑)
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